フランス音楽留学なら、フランス滞在歴10年以上の音楽家によるサポートがある日仏文化協会へ。

フランス音楽留学

Homeフランス留学フランス専門留学音楽留学音楽留学体験談>水沼慎一郎様

フランス音楽留学体験談

無料留学ガイダンス予約

水沼慎一郎様

水沼慎一郎
水沼慎一郎

通学校:スコラ・カントルム音楽院(作曲)

留学期間:2012年10月~ 1年目

 

新潟大学 教育人間科学部 芸術環境創造課程 音楽表現コース 卒業。2012年秋より、スコラカントルムにてナルシス・ボネ(Narcis BONET)先生のクラスに在籍。

 

人の心に溶ける作品を

吹奏楽部でホルンを吹いていた高校時代に聴いた、ドビュッシーの「管弦楽のための『映像』」に深く感銘を受け、その頃からフランスに対する想いが広がり、渡仏を決心しました。日仏文化協会にサポートを申し込んだのは、ビザ取得の煩雑な手続きや現地の物件探し、学校登録等にかかる時間と労力を省き、限られた時間を有効に使いたいと考えたからです。加えて、強い精神力を持つ女性スタッフが多くいるという信頼も、申し込みを決めた理由の一つです。

 

現在、ナルシス・ボネ先生のクラスでは、旋律的に美しい和声を作ることを重点的に指導していただき、オーケストレーションの授業では、ピアノの作品を弦楽四重奏や木管四重奏に編曲するなど、多国籍の生徒達が集まる環境で学んでいます。私は以前から、自然を表現した作品や、五感で感じる音楽が好きで、雲の粒子などの様子を音で表現する方法を追求しつつ、人の心に自然に溶けていくような作品を書き続けるため、西洋の作曲技法をより多く学ぶ必要があると感じています。そして音楽を始めた頃の想いを忘れず、子供の頃の感動や透明な感情を音楽で再現したい、という衝動を大切にしています。

フランスでは、西洋音楽は歴史と共に常に存在し発展してきたため、音楽というものが生活に根ざして自然な形で存在しているように思います。今日の世界はグローバル化がさらに加速し、情報などがいかなる場所でも手に入りますが、西洋音楽を肌で感じ学び取るためには、本場の空気に触れ、多国籍の人々の中で磨き合う大切さを実感する日々です。

 

日本とフランスでは、人の振舞いや文化も異なるものですが、日常生活で特に戸惑うようなこともなく、散歩やカフェめぐりなどで様々な人々に出会えることに、喜びを感じています。また、フランスに住んでみて、日本人であるという自覚を強く持つようになったと同時に、日本の良さを西洋の角度から客観的に捉えることによって、見えてくるものがあると感じています。

 

西洋音楽の技法をどれだけ極めても、西洋人が作り出す西洋音楽には追いつくことはできませんが、フランスで学んだことを大切に、近い未来、自然に湧き出る音楽を、木々に囲まれた自然の中で創りたいと考えています。