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フランス音楽留学体験談2017

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武田 実里様

武田 実里様
武田 実里様

通学校:エコール・ノルマル音楽院  
5e Diplôme d'Exécution課程 ピアノ

留学期間:2016年9月~

桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学卒業後、2016年 エコール・ノルマル音楽院に入学。現在マリー=カトリーヌ・ジロー(Marie-Catherine GIROD)先生のクラスに在籍。


音楽をする喜び

ジロー先生のレッスンでは、バロックから近代までの各時代の作品を勉強しています。指導や先生ご自身の演奏からは、いつも音楽への溢れるばかりの愛情と情熱が伝わってきます。先生の人柄に接し、譜面に忠実に弾くだけではなく、音楽の楽しさや素晴らしさを伝えられる演奏を心掛けたいと思うようになりました。クラスには国籍や年齢の異なる生徒が在籍していて、先日行われたクラス発表会では、皆の個性溢れる演奏を大変興味深く聴きました。フランスの音楽教育では、日本の音楽大学と較べ勉強する曲が多いため、譜読みと暗譜の速さが求められます。

 

室内楽はポール・モンターク(Paul MONTAG)先生のクラスで、クラリネットとのデュオでシューマンやブラームスの作品を学んでいます。レッスンでは、短期間で曲を仕上げて本番で演奏することを前提にした、実践的なアドバイスがあります。楽譜を受け取ってからコンサートまで1週間しかない場合などを想定し、譜読みからリハーサルの仕方、また、その時のピアノの特徴やホールの響きによってバランスの取り方を調整するなど、その場の状況や体調に合わせて最善のアンサンブルをすることを学んでいます。先生ご自身の経験を通しての具体的な指導は大変説得力があり、ピアノソロの勉強とは異なる側面から音楽を捉えることを学ぶ機会となっています。

また初見視奏のクラスでは、4重唱曲をピアノで弾く他、管楽器とのアンサンブル初見、フランス式数字付バス課題を勉強しています。

 

音楽院では、今年から外国人用の語学クラスが開設され、入学後の1か月間、10人位で会話を中心に楽しくフランス語を学びました。また、事前に申し込むと、シャンゼリゼ劇場の午前中のコンサートを無料で聴くことができるシステムがあり、よく利用しています。一般的にもフランスでは、美術館やコンサートのチケットが学生割引になることが多く、一流の芸術に身近に触れる機会が溢れています。

 

フランスは個を大切にするお国柄です。人と較べず、何事も他人のせいにせず自由で、すべてにおいて自分で責任を取るという自覚と自立心が求められます。以前は演奏の面で、できないことばかりに目がいき完璧さを求める傾向がありましたが、フランスに暮らすようになってからは、以前よりもオープンで前向きになり、自分らしい演奏をすればよいのだと思えるようになりました。「音楽が好きだ」という素直な気持ちで、日々勉強に取り組むことができていることを、とても嬉しく思っています。

 

日仏文化協会には、ビザ申請や学校登録等のサポートをお願いしました。諸々の手続きなど、一人では分からないことばかりでしたので、サポートをお願いして本当に良かったです。留学中にしっかりと勉強して、将来は指導者としても音楽の楽しさを、演奏を通してだけではなく、言葉でもきちんと伝えられるようになりたいと思っています。