フランス音楽留学なら、フランス滞在歴10年以上の音楽家によるサポートがある日仏文化協会へ。

フランス音楽留学

Homeフランス留学フランス専門留学音楽留学音楽留学体験談>谷向加江様

フランス音楽留学体験談

無料留学ガイダンス予約

谷向加江様

谷向加江様
谷向加江様

通学校:マルメゾン地方音楽院 Virtuosité課程 フルート
エコール・ノルマル音楽院 Diplôme Supérieur de Concertiste課程 フルート

留学期間:2011年7月~

マルメゾン地方音楽院パスカル・フュブリエ(Pascale FEUVRIER)先生クラスExcellence課程修了。現在Virtuosité課程に在籍。同時にエコール・ノルマル音楽院、ピエール=イブ・アルトー(Pierre-Yve ARTAUD)先生クラス、Concertiste課程に在籍。

 

留学最後の時を大切に有意義に過ごしています

留学1年目は演奏技術の基礎を集中して学び、2年目は基礎を固めながらより深い音楽性を作ることを訓練し、3年目に入りやっと音楽表現に集中してレッスンを受けることができるようになりました。レッスンでは、いつでも、すぐに最高の状態で吹けることが大切と言われます。アルトー先生は、現代作曲家の友人が多く、作曲家の生の声を先生から聞くことができるので大変興味深いです。 留学というのは、人生の大きな転機となるということを実感しています。日仏文化協会にすべてのサポートをお願いしたことで、安心して留学生活を送ることができ、とても感謝しています。

 

昨年の春には、フュブリエ先生のクラスで赤十字のチャリティーコンサートを開催しました。世界中から学生が集まっている多国籍クラスということを活かし、それぞれの国の歌を演奏し、私は作曲家の友人にアレンジしてもらった日本唱歌を、ピアノと篠笛2本やフルート2本とのトリオで演奏し、日本語で歌う部分も取り入れたところ、皆様に大変喜んで頂きました。

 

現在、私が一番大切にしていることは「心から演奏をする」ということです。「技術だけの心のこもっていない冷たい音楽だけは、絶対にしてはいけない。」と、先生から繰り返し言われているからです。おかげで、試験やコンクールの結果より、どんな時も自分の内側から出て来る音楽を、自分らしく演奏することが何よりも大切だという揺るぎない信念を持てるようになりました。 フランスの教育では、個人の考えや、心から出た感情や言葉を素直に表現して、自分を全面に出すことが何よりも重要視されます。普段の生活でも、自分は外国人ということもあり、相手と意見が違うことは多々ありますが、違いを尊重し合うということを学び、音楽でも個々の感性によって、感じ方が違うということを受け入れられるようになりました。

 

また、フェブリエ先生は、日々お忙しい中、ボランティア活動に参加していらっしゃいます。門下生も全員が、災害や 貧困で困っている人達に物資を届けるための活動に参加しています。こうした活動を通して、音楽家というのは、心のこもった暖かいエネルギーを人に与えられる人でなければならないと、無言で教えていただいているように感じます。


フュブリエ先生のレッスンでは、すべての作品に通じる音楽の作り方や練習方法を教えてくださるおかげで、自立した練習方法を確立でき、どんな曲でも自分で作り上げ、演奏できるようになってきたことは、大きな自信になりました。現在でも、毎週エチュード3曲とその他の作品を必ず準備して持って行かなければなりません。たくさんの曲を毎週どこまで音楽的に演奏できるかを求められ続けることで、新しく取り組む曲の練習の仕方が速くなりました。マルメゾン地方音楽院では、エドワード・サボ(Edouard SABO)先生に、ピッコロを習い、オーケストラ・スタディーを教えて頂けるので、大変勉強になります。


今年度末には、2つの大変重要な卒業試験を控えているので、精一杯充実した時を過ごし全力で頑張りたいと思います。この夏に帰国するのは寂しいですが、恩師達の教えを胸に、日本でたくさんの演奏会に出演するのを楽しみにしています。