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フランス音楽留学体験談

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白井万椰様

白井万椰様
白井万椰様

通学校:パリ地方音楽院 Cycle Concertiste課程 ピアノ

留学期間:2013年11月~

 

神戸女学院大学卒業。2012年、日仏文化協会主催「フランス音楽コンクール」でカリアリ賞受賞。2013年、パリ地方音楽院に合格し、現在オリヴィエ・ギャルドン(Olivier GARDON)先生のクラスに在籍。

 

毎日が刺激的で、驚きや発見の連続

中学生の頃から、フランスに留学をしたいと思っていましたが、渡仏を具体的に考え始めたのは、大学3年の夏にニース夏期国際音楽アカデミーを受講してからです。ギャルドン先生のレッスンを受けて、先生の下でもっと勉強をしたいと強く思うようになり、卒業後、先生が教えていらっしゃるパリ地方音楽院を受験することにしました。課題曲が発表予定の日にHPに掲載されなかったり、試験日も一か月前にようやく確定するなど、日本とは異なるシステムに不安になった時期もありましたが、たくさんの方々に助けてもらいながら、なんとか受験を無事終えることができました。

 

音楽院のレッスンではいつも、先生の着眼点の鋭さや表現方法の細やかさに驚いています。弾きやすい運指や腕の運び方、練習方法等を細かく指導してくださり、なかなか弾けなかった難しいパッセージがスッと弾けるようになるなど、目から鱗が落ちるような思いです。また、疑問に思っていることを尋ねると、フランス語がまだ堪能でない私に、表現を変えて何度も解るまで教えて下さるので、とても感謝しています。

 

フランス語は日本の大学で第2外国語として勉強しましたが、現地での生活で使いこなすには十分でなく、不自由な思いをすることが多々あります。それでも、時間と共にパリの生活にも少しずつ慣れ、フランス人やパリ在住の日本人の方々ともたくさん知り合うことができました。食事に招待して頂いたり、一緒にコンサートへ出かけて様々なことを教えて頂いたり、いつも友人や先輩方に助けていただき、改めて人との関わりの大切さを実感しています。

 

先日、ちょっと変わったコンサートに行きました。会場は映画館で、大変アットホームな雰囲気でした。聴衆にはシャンパンが振る舞われ、ショパンやシューマンの作品の演奏に続き、「赤い靴」「ヴェニスに死す」などの映画についての、演奏者によるお話の後、映画を鑑賞するというもので、今までに見たことのないような、柔軟かつ演奏者の個性のみられるこのコンサートの形式を、とても興味深く感じました。フランスでは、このように既存の形態にこだわらないコンサートが多く行われていて、会場には人種や文化、国籍の違う聴衆が集まり、共に音楽を楽しむ姿が印象的です。そのような光景に何度も出会い、音楽には国境がなく、言葉を介さなくても自分の思いを音に託して伝えることができるということを再認識しました。これからは、様々な人々や音楽の行き交うこの街で視野を広げて、幅広いスタイルの音楽に挑戦したいと思っています。