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フランス音楽留学体験談

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荒井美沙樹様

荒井美沙樹様
荒井美沙樹様

通学校:パリ地方音楽院 Cycle Concertiste課程 ピアノ

留学期間:2013年9月~

 

桐朋学園大学卒業後、パリ地方音楽院に合格。オリヴィエ・ギャルドン(Olivier GARDON)先生のクラスに在籍。

 

留学経験のすべてを音楽の糧に

パリ地方音楽院の受験日程を知ってからビザ申請まで時間がなく、日仏文化協会にサポートを申し込み、テスト生ビザを取得して渡仏しました。

ギャルドン先生は、生徒の意思を尊重し、音楽、技術面の両方をバランスよく指導してくださいます。実技の他に履修しているCulture Musicaleの授業では、時代を追って 、作品や楽器、絵画、舞曲のスタイルなどのヨーロッパ芸術の歴史について勉強しています。大変興味深いと同時に、実技のレッスンでも使う音楽用語やフランス語の単語を学ぶ良い機会となっています。

 

パリに住み始めてからは、ドビュッシーの生家など、作曲家が実際に生活した場所を、自分の目で実際に見て、足跡を辿ることができるのを嬉しく思っています。また、大好きな印象派の絵画を鑑賞しに、オランジュリー美術館をはじめ、数多くの美術館に足を運びました。有名なルーブル美術館などももちろん素晴らしいのですが、パリには個人の大邸宅を改装して作られた小さな美術館もたくさんあり、有名な画家の作品以外にも、今まで知らなかった画家達の素敵な作品に出会う事が出来ます。時代は違いますが、偉大な芸術家達と同じ言語を話し、同じ風景を実際に見て同じ空気を吸い、同じフランスの食事をすることによって、日本にいた頃には想像することしかできなかったフランス音楽の背景というものを自分自身で感じ取り、楽曲の理解と演奏に生かすことができるようになるのではないかと思っています。日本にいる方が、練習時間の面では、もっと恵まれた環境で勉強することができますが、パリではこのように、練習の時間以外に、生活しているだけでも得るものが多く、豊かな音楽性を磨くために学べることがたくさんあると思います。

 

一方、異国で実際に生活をし始めて、文化の違いや国民性などに戸惑う事も多くありました。学校の事務や役所などでの手続きは煩雑なうえ処理が遅く、一つ手続きをするのにもたくさんの労力と時間を費やします。音楽を勉強する以前に、異国での生活基盤を作るのが想像以上に大変で、日本がいかに便利で恵まれている国かということを痛感しました。

留学の成果はすべて自分次第で決まると思うので、これからの貴重な留学期間中に、美しい芸術や建築に触れ、多くの演奏会を聴き、また美しい街を歩いたり、フランス語を話すなど、日本ではできない体験を積みたいと思います。大好きなフランスに身を置き勉強できることへの喜びと感謝の心を忘れずに、常に自分を見失わないよう心掛け、今後はソロに限らず、室内楽などたくさんのレパートリーを増やしたいと思っています。フランスで得たすべての経験を今後の自分の音楽の糧にし、演奏を聴いてくださる方々に、もう一度聴きたいと思って頂ける魅力ある演奏を目指していきたいです。