
マスタークラス チェロ/イヴァン・シフォロー violoncelle avec Yvan CHIFFOLEAU
リヨン国立高等音楽院の教授である、イヴァン・シフォロー先生(チェロ)を日本にお招きし、チェロのマスタークラスを企画いたしました。将来フランスでチェロを学びたい、またコンセルヴァトワール受験を考えている方には、無二の機会です。
日程 | 2011年10月29日(土) 9h30-17h00 |
指導教授 | リヨン国立高等音楽院 チェロ教授 イヴァン・シフォロー YVAN CHIFFOLEAU |
受講料 | 29,500円(税込) /1レッスン60分 通訳付き |
会場 | 汐留ホール |
予約 | オンライン予約(仮予約フォーム) |
マスタークラスプログラム
10月29日(土) |
|
イヴァン・シフォロー YVAN CHIFFOLEAU
著名な音楽学者であるブリジット・マッサンはイヴァン・シフォローについて「偉大なチェロ奏者。節々が際立つ素晴らしい音色を奏でる。」と語っている。
彼の演奏は卓越した技術力、極限的なまでの厳格さと表現可能な限りの情熱を同時に併せ持ち、表面的な技巧とは無縁である。
パリ国立高等音楽院に14歳で入学、アンドレ・ナヴァラに師事し、1973年にその年唯一のプルミエ・プリ(最優秀賞)を満場一致で受賞し卒業。
1974年にはモスクワのチャイコフスキー国際コンクールにおいて17歳で最年少受賞者となって以来、1976年ライプチヒのバッハコンクール準優勝、1980年ブダペストのカザルスコンクール優勝、 1981年パリのロストロポーヴィチコンクール準優勝など、数々の有名なコンクールで大賞を獲得する。
1981年から本格的に活動を開始し、主要なフランスおよび海外のオーケストラと演奏活動を展開。新フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、パリ管弦楽団、ラムルーコンサート管弦楽団、フランスシンフォニー管弦楽団、海外ではマンチェスターのハレ管弦楽団、ルクセンブル放送管弦楽団、ブラチスラヴァ放送管弦楽団、ハンブルク交響楽団、ノルウェー室内楽交響楽団、タイペイ国立交響楽団等と共演。
また数々の主要音楽フェスティバル、ブザンソン、プラド、シュリ、シャルトル等にも招待され、メディテラネアンでは故ロストロポーヴィッチ指揮の下ドヴォルジャークの協奏曲を演奏した。
他にアテネ、イスタンブール、チェルトナム、ブルガリアのルセ、ポルトガルのシントラなどへも赴いている。又ロシア、南アフリカ、南アメリカ、アジア諸国も含め、世界各地で演奏旅行も行っている。
1994年10月セミヨン・ビチコフ指揮の下パリ管弦楽団とジャン・ルイ・フロレンツの≪Songe de Lluc Alcari(リユュク・アルカリの夢)≫を作曲家の依頼により初演し、翌年ギュンター・ヘルビック率いるリヨン国立管弦楽団と再演した後1996年CD化。このCDは著名な音楽雑誌≪モンド・ド・ラ・ムジーク(音楽の世界)≫に於いては「ショック・ド・モンド・ド・ラ・ムジーク」賞を、≪ディアパゾン≫においては「黄金のディアパゾン」賞(いずれもCDの評価としては各雑誌の最高位)を受賞している。
彼はアンリ・デュティユーの名高い協奏曲≪Tout un Monde Lointain (遥かなる遠い世界)»を最初に演奏した者の一人としても知られ、既に20回以上演奏している。
シューマン (協奏曲), ドビッシィ, ラベル, スュトラウス, ラフマニノフ, ヒンデミット, ハチャトリアン, ヘンゼェ, ヴィエルヌ, アルカン等、多くのCDの録音も行い、アルカンのCDはヌーヴェル・アカデミー・ドュ・ディスク・フランセ賞を受賞。
2004年発売のソロのCDでは、コダイの有名なソナタと、並はずれて難しいポール・トルトリエの作品≪Mon Cirque(私のサーカス) ≫を録音。このCDの反応も大きく、フランスの主要音楽雑誌≪クラシカ≫と≪モンド・ド・ラ・ムジーク≫に於いても絶賛されている。
1987年以降リヨン国立高等音楽院で正教授として教鞭を取る一方、「プラハの春」コンクール、ミュンヘン国際音楽コンクール、アントニオ・ヤニグロ・国際チェロコンクール等の国際コンクールの審査員も務める。
問合せ先
日仏文化協会汐留ホール
TEL:03-6255-4104
hall@ccfj.com
〒105-0021 東京都港区東新橋1-7-2汐留メディアタワーアネックス1F