フランス留学体験談

フランス留学

フランス留学体験談>第26期奨学生

第26期奨学生の留学体験レポート

 

木谷美良様 アンジェ留学

 

卒業セレモニー

卒業セレモニー

クラスのみんなと

クラスのみんなと

卒業セレモニー後の立食パーティ-

卒業セレモニー後の立食パーティ-

担任の先生

担任の先生と

エクスカーション モン・サン・ミシェル

エクスカーション モン・サン・ミシェル

アンジェで有名なミュージックフェスティバル

アンジェで有名なミュージックフェスティバル

エクスカーション 洞窟内のレストラン

エクスカーション 洞窟内のレストラン

アンジェ・カトリック大学

アンジェ・カトリック大学

<研修地について>

私は、フランスのアンジェに8月の1か月間留学しました。アンジェは、大きく近代化しているわけでも、田舎町というわけでもなく、首都から少し離れた地方都市という印象です。穏やかな落ち着いた雰囲気で、アンジェの方々はいつも笑顔で優しくフレンドリーに接してくださり、とても居心地がよかったです。治安は良く、最低限の注意は払っていましたが、安心して生活できました。また、アンジェの地方は、国内で1番フランス語の発音がきれいな地域といわれており、評判通りきれいな発音であふれていたため、日常生活の中で常に美しいフランス語を耳にすることができました。

 

<研修校について>

私は、アンジェ・カトリック大学(CIDEF)で3週間の研修を受けました。施設は大きすぎず、清潔感もあり、どこか懐かしさを感じさせる雰囲気でした。先生やモニター、スタッフの方も皆さん親身になって接してくださり、家族のような温かみがありました。授業は、基本的に月曜日から金曜日まで朝9時から夕方の17時まででした。しかし、週ごとに午前までしか授業がない日や朝10時からの日もあり、自由時間も十分にあったため、大変すぎるというようには思いませんでした。私は、中級1のクラスで、18人程度の小さなクラスでした。クラスの生徒の国籍は様々で、毎日刺激をもらっていました。授業は、Langueの授業が46時間、Expression oral の授業が24時間、Culture et patrimoineの授業が8時間でした。どの先生も生徒一人一人に目を向けて、真面目な中にもクイズゲームなども織り交ぜて、楽しくて笑顔の絶えない授業でした。クラスのフランス語レベルも自分に合っていたと感じています。また、中級から受けることができるCulture et patrimoineの授業では、テーブルマナーやアンジェのあるロワール地方などについて広い知識を身につけることができ、フランス語だけでなくフランスの文化も触れることができとても有意義な授業でした。

 

<滞在について>

私は、大学から徒歩20分程度の距離にあるFoyer de L’Esvière に1か月間滞在しました。全体的に清潔で、冷蔵庫やキッチン、洗濯機などの設備も整っていました。個室は十分な広さがあり、トイレとシャワーも室内に備え付けのためとても便利で居心地がよかったです。私が滞在していた間は、CIDEFの多くの学生が滞在し、日本人のガーディアンの方もいらっしゃったため、困ったことがあるときに日本語でも相談することができとても安心でした。他のガーディアンやスタッフの方も皆さん明るく優しく接してくださり、アットホームな寮でした。ダイニングや談話室は他の寮生ともコミュニケーションがとりやすい空間で、自然と楽しく会話することができ、温かい雰囲気でした。大学からは少し遠いように感じますが、次第に慣れてきますし、友人たちとの通学も楽しくて、アンジェの中心街からも近く、トラムやバスなどの交通も便利だったので、寮を選択してよかったと思います。

 

<今後の抱負>

今回の留学で本場の発音や会話を浴びて、フランス語ネイティブの表現や言い回しを身につけることができたように感じています。私は、フランス語学科に所属しており、大学卒業までにフランス語のC1レベルを取得することを目標としていきます。また、今回フランスに滞在して、現地の文化や生活を体験することができました。卒業に向けてフランスの文化について研究したいと考えているので、この実体験を活かした研究をしていきたいと思います。