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第1期奨学生の留学体験レポート

 

井関くみこ様のリヨン・レポート9

研修校:リヨン・カトリック大学 

期間:2005年秋学期・春学期/滞在スタイル:ステュディオ

 

フランスのあれこれ

フランスでびっくりしたこと

 

☆レジはいつも長い行列が出来ている

日本のように支払いを済ませてカゴを持ってレジを抜けるのではなく、店員さんの目の前で商品を買い物バッグに入れます。だから時間がかかっていつも長い行列ができています。またほとんどのスーパーでレジ袋は有料なので、みんな買い物カートか、スーパーがお店の名前を入れている買い物袋(もちろん有料)を持っていきます。

 

 

☆縦列駐車

一方通行の道が多く、路上駐車の車がずらっ並んでいています。発車する際に、充分な隙間がなかったら、気にせず自分の車で前後の車を軽く押してスペースをつくって出て行きます。また当てられても気にしていないみたいです。 リヨンでは、ハッチバックタイプの車が主流でセダン、ワゴン、4WDといった大型の車はあまり見かけません。SMARTというとてもかわいらしい車もたくさん走っています。車をぴかぴかに磨き上げている人も見たことがないです。車も一時はよく盗まれたようです。

 

☆地下鉄、道などで歩きながらパンなど食べていること。

日本ではあまり見かけないので、見たときはびっくりしました。

 

☆スーパー内でまだ支払いを済ませていない食品を売り場内で食べている

こちらも見たときはびっくりしました。パン類はもちろん、ピザ、ケーキを食べていたり、ペットボトルの水、ジュースを飲んでいる人がいました。

 

☆ものすごく寒い日でも散歩している

寒さに強いのでしょうか。それに、ベビーカーにビニールをかけて赤ちゃんを連れています。ちょうど、温室のようになるので赤ちゃんにとっては暖かいのかもしれません。フランス人は日本人より体温が高いと聞きましたが、生まれた時からの鍛え方が違うのでしょう。犬を連れている人も大勢いますが、小型犬は震えていました。

 

☆ハンドバッグよりもショルダーバッグを斜め掛けしている人が多い

防犯対策だと聞きました。

 

フランスの銀行

インターネットで、口座の残金を確認、また貯蓄用口座とカード引落用口座間のお金の移動も出来ます。銀行はお昼休みは2時間ほどお休みになります。3時で閉店しないで夕方6時くらいまで開いています。

 

有料新聞と無料新聞

普通、新聞は、TABACで買います。また、毎朝、地下鉄の出入り口や店先で無料配布している新聞が3誌あります。ニュース、経済、スポーツ、今日の天気、夜のテレビ番組、今日の占い、求人、数独、アパート情報、映画、などが載っています。

 

無料情報誌

週刊が1部、月刊が1部の計2種類あります。これですべてのイベント情報が分かります。

 

 

 

4月のテスト

10日(月)、13日(木)、14日(金)の3日間テストがありました。
10日は文法で、後期に入って習ったことが範囲です。時間制限は1時間半です。全部で5ページあって、穴埋め、筆記問題です。選択問題はありませんでした。
13日は読解です。制限時間2時間でした。大きな設問が2つで、最初は旅行を題材とした長文が出ていて、それに対して問題が20問ほどありました。これはすべて筆記問題でした。2つめの設問は作文で、後期に習った文法を使い140字以上と決まっていました。テーマは、「ベルギーに住むあなたの友達がリヨンへ遊びに来ることになりました。リヨン滞在に当たりE-mailか手紙で適切なアドバイスをしてください」というものでした。14日は聴き取りで問題が20問ありました。試験時間は40分くらいだったと思います。3回聴きますが、最初は何も書き取らずに、内容を聴くだけです。
次は記入できるとことは全部書き込みながら聴きます。3回目は、先生が「設問3と4」という風に少しずつCDを止めながら聴きました。どの日も朝一番にテストがあり、休憩を挟んで授業がありました。
4月22日から5月8日まで学校が休みになります。その間に先生がこのテストを採点するようです。