フランス留学体験談

フランス留学

フランス留学体験談>第15期奨学生

第15期奨学生の留学体験レポート

 

白谷 さやか様 カーン留学レポート1

 

●学校や町、滞在先の第一印象を紹介して下さい。

カーン
カーン
カーン
カーン
カーン

 

現在、私が留学しているカーンは、街全体にキャンパスが点在している学生の街といった印象です。街自体は、のどかで落ち着きがあり、勉強には適した環境だと感じます。街の中心地には、お店がたくさんあり、日用雑貨や服や靴の買い物もできますし、映画館や劇場、カフェやバーなどもたくさんあります。
カーン大学には、外国語学部を初め、法学部や文学部、工学部などがあるようです。私が授業を受けている、外国語学部の建物 "Carre International"は、去年改装され、新しい建物になったそうで、授業も気持ちよく受けることができています。この建物は、フランス語を学ぶ外国人を初め、フランス語以外の言葉を勉強しているフランス人も利用しています。
滞在先は、大学の寮に住んでいます。寮は、たくさんあるようですが、私が滞在している寮は、授業を受けているCampus1から、トラムで15分くらいのところにある、Campus2の中にある寮です。こちらも去年改装されたばかりだそうで、設備はきれいな印象です。部屋自体は、小さいですが、シャワーとトイレが各部屋にあり、冷蔵庫も部屋の中にありますので、生活に必要なものは、揃っていると思います。

 

●クラス分けテストはどのようにおこなわれましたか?

 

クラス分けは、留学前に、日本でカーン大学のオンラインテストを受けました。テスト結果や、これまでのフランス語学習歴などの情報から、まず、おおまかにクラスが割り振られるようですが、初めの一週間で、適したクラス配置になっているかの確認が行われます。その上で、先生方が個々人の実力を判断し、本人の希望も確認した上で、上のクラスに上がったり、下のクラスに下がったりといった調整が行われます。クラスの分け方は、DELF/DALFのレベルのA1~C1まで開講されています。同じレベルでも複数のクラスがあり、A2は3クラス、B1は4クラスといった具合に、その時の生徒数によって、調整されているようです。

 

●クラスメイトを紹介下さい。具体的な人数、国籍、年齢、クラスの雰囲気、授業の進め方等

 

クラスの人数は、平均で12人程度ですが、その時の生徒のレベルなどにより調整されています。現在、私がいるクラスはA2でたまたまですが、日本人が5人、ノルウェー人が2人、アメリカ人が2人、シリア人が1人の合計10人のクラスです。当初は、トルコ人やロシア人などもいましたが、レベル調整でクラスが移動になり、現在のメンバーになりました。学校全体の日本人は合計14人と多くはありません。
現在のクラスメイトの年齢は、現役大学生半分、20代後半半分くらいです。コース全体では、家庭を持っている方や、30代後半~40代くらいの方もいらっしゃいます。クラスの雰囲気は良く、わからないことがあれば、お互いにフォローしあいながら、勉強できていると思います。授業の進め方については、OralとÉcritで、一つの教科書を使っており、その単元で出てきた文法を、OralとÉcritの両方の授業で勉強します。教科書以外にプリントでの補足教材も多く使用されています。