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第12期奨学生の留学体験レポート

 

~ストラスブールで作った一生の思い出~ 棚瀬 望様

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ブラジル人の友人と

 

私はこの度、2011年2月7日からフランス・ストラスブールにあるストラスブール国際外国語センターに4週間短期留学しました。ストラスブールはフランスでは10番目に大きい街ですが、実際は都会というより小都市という感じでした。パリとは違い日本人が少ないので、逆に日本人を珍しがって、とても親切にしてもらいました。例えばスーパーで日本人というと、次に行った時には「こんにちは」と挨拶されました。トラムなどに乗っていても、私(外国人)に対し嫌な顔をせず、むしろニコッと微笑んでもらうことが多かったのが印象的です。


クラスにも日本人はいませんでした。8人と少人数のクラスでしたが、ドイツ、モルドバなどヨーロッパを中心に7カ国の人々がいました。クラスメートには英語を使わない国出身の人もいるので、本当にみんなフランス語で交流しました。授業も極力英語や他の言語は使わず、フランス語で行われました。ゲームも多く取り入れられ、授業はとても楽しめました。また、この外国語センターは他の学科も含んでいたので、カフェテリアなどでフランス人と交流する機会もありました。ここが他の留学施設とは違う魅力的な点だと思います。フランス人の友達は私のフランス語を直してくれたり、ストラスブールの街を案内してくれました。


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マザーが用意してくれた料理:RACLETTE

ホストファミリーはマダム一人でしたが、アパート内で5人の子どもを預かっているシッターが職業だったので、とても賑やかでした。子どもたちと一緒に放送されていた日本のアニメを見たり、トランプを教えてあげたりしました。また、マダムは英語を知らなかったので、フランス語で全てやりとりをしました。マダムが用意する夕食は毎日違い、どれも美味しかったです。

 


今回、私は大学で2年間フランス語を勉強して渡仏しました。しかし、この一カ月で今まで習っていたフランス語がいかに使えないかを実感しました。発音ルールをしっかり理解していなかったからです。毎日毎日フランス語を聞き、少しはフランス語の発音をできるようになりました。使って初めて語学は学んだ意味がでてくると、本当に思いました。そして今、とてもフランス語が話したいです。お金をためて、またフランスへ行き、フランス語でたくさん話したいと思います!