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第12期奨学生の留学体験レポート

 

~トゥールーズ留学レポート~ 中山翔太様

 

研修地について(雰囲気、人など)

私はフランスのトゥールーズに1カ月間留学しておりました。トゥールーズの雰囲気としては、建物がとてもオシャレであるということが挙げられます。レンガ造りの建物が多く夕方になると非常に美しかったです。ちなみに私のお気に入りの場所は"PONT NEUF"でリラックスするところとしてはベストだと思います。人の雰囲気としては、最初はシャイな人が多いのですが仲良くなるとみんなとてもフレンドリーですてきな方ばかりでした。1つ驚いたこととしては、トゥールーズにはホームレスがたくさんいました。

 


研修校について(授業内容、質)

私は"INSTITUT CATHOLIQUE DE TOULOUSE"という大学付属の語学学校に1カ月間通っておりました。クラスメイトは11人で、中国人が3人、日本人が3人、メキシコ人が1人、ブラジル人が1人、ボリビア人が2人、ドイツ人が1人でした。学校全体として

も、中国人と日本人の割合が多く、その次としてはラテンアメリカの人の割合が多かったです。1カ月間同じメンバーで過ごすので、クラスメイトととても親しくなることができ今でもたまに連絡を取ります。最後の日には授業が終わった後で、先生含めみんなでパーティをしました。授業内容としては文法に沿ったものが多く、教材はプリント配布でした。しかし毎回の授業の中にも、会話の時間がちゃんと設けられていたので授業全体のバランスとしては良かったと思います。進むスピードは速い目で、宿題も多かったです。先生は若い方でとてもフレンドリーだったし、質問にも分かるまでとても親身になって説明してくれました。

 


滞在について(形式、設備など)

私は"ナザレ(一般寮)"に住んでいました。学校から徒歩5分の距離だったし、メトロの駅にも徒歩5分の距離だったのでとても便利でした。寮の90%くらいはフランス人でした。自分の部屋にはトイレとシャワーがついていて、キッチンと冷蔵庫とインターネットは共同でした。インターネットが自分の部屋にないというのは少し不便を感じました。そして一応暖房は部屋にあるのですが、MAXにしてもあまり暖かくないため夜は少しつらかったです。食事は平日の朝夕×16回出るのですが味はまあまあでした。けれども、量はいっぱいあるので男性の方でも十分お腹いっぱいになるはずです。寮のみんなは初対面の私でも同じようにビズや握手をしてくれたしとてもフレンドリーでした。みんなのやさしさに何度も助けられました。そして週末にはパーティや寮の食事会などにも誘ってくれました。


今回の留学で学んだこと、感じたことなど…

私が今回の留学で感じたこととしては、日本ではフランスといえばオシャレでパーフェクトなイメージがありますが、実際にはそんなことはなく道端にはたばこの吸い殻などのゴミや犬のフンなどが多くころがっていて、とイメージとのギャップは大きかったです。あとフランス人は思ったほど英語ができるわけではなく、留学行く前にもっとちゃんとフランス語を勉強しておけばよかったと痛感しました。そしてフランスにはいろんな国の人や人種の方がいるのでその点ではとても新鮮で刺激的だったし、いろんな人と交流できてとてもいい経験になりました。それから教科書には載っていない多くの「生きたフランス語」を習得することができました。


今後の抱負

今後の抱負としては、まず就職活動を全力で頑張り、第一志望の航空会社から内定を取りたいと思っております。その際にフランス留学を通して培ったものは必ず役に立つと信じております。そして1カ月というのは時間的にも不十分なので、将来的にはまたフランスに戻ってフランス語を磨きたいと思っております。それから今回の留学で1カ月にもかかわらず多くの友人が出来たので、彼らにまた会いに行くためにもまた必ず戻るつもりです。今回の留学を通じてたくさんのことを学ぶことができました。このような貴重な機会をいただけてうれしく思うとともに非常に感謝しております。そして現地コーディネーターの方にも感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。