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第11期奨学生の留学体験レポート

 

留学レポート4


1) お薦めのフランス語勉強法はありますか?
DVDを買って、何度もみることです。Ecouterの強化と日常表現を身につけることができます。字幕もフランス語で流し、わからない表現があれば止めて辞書を引いて…の繰り返しです。もう一つは、雑誌、新聞を読むこと。読み取りの練習になります。で、この時にわからない単語を仏日ではなく、仏仏の辞書でひいてみる。厳しくきこえるかもしれませんが、案外楽しいです。フランス語をフランス語で理解できるようになります。

 

朝ごはん

晩御飯

2)食事について
学食のランチについて教えて下さい。
大学生は一回3ユーロでサラダ、デザート、メイン、飲み物から選べます。実は私は学食にはあまり行きません。ベジタリアンですし、量が多いし、毎日3ユーロは少し経済的につらいものがあります。なので、いつもお弁当を持っていっています。寮の朝ごはんをしっかり食べれば、お昼はクロワッサンやサンドイッチでお腹いっぱいになります。


留学生会館での朝食、夕食について教えて下さい。
朝食は、デニッシュ、バゲット、オムレツ、ヨーグルト、フルーツの中から選べます。飲み物はコーヒー、ココア、紅茶などがあります。
夕食はサラダ、メイン、デザート、いろいろな食べ物が出ます。パスタ、クスクス、煮込み料理、ピザ、魚のグリル、骨付きチキンなどなど…美味しい時と美味しくない時の差が結構あります。今学期の夕食は先学期に比べて、かなり美味しくなりました。

 

お薦めメニューについて教えて下さい。
朝食のクロワッサンがお気に入りです。焼き立てで、サクサクして美味しい!
夕食は、クスクスと一緒に出る、ラテトュイユがとっても美味しいです!あとポテトピザも美味しい!


3)その他:今回の日本での震災・原発等についてのフランスでの、又フランス人の反応について教えて下さい。

Dijonの町の広報誌に募金活動、折りヅル活動についての記事がのりました。

たくさんの人が気にかけてくれました。CIEFの先生も授業終了後に日本人を集めて、家族とは連絡をとれたかなどと心配してくれました。寮のインターネットはアクセスが悪いので繋がりにくかったですが、震災後、インターネットの質をあげてくれ、日本人学生が日本にいる家族と連絡をとりやすいようにしてくれました。もし繋がらなかったら、受付のネット、電話を使ってもいいとも言ってくれました。繁華街で募金活動に参加し、ビラを配っていたら、道行くフランス人が「家族は大丈夫?」と声をかけてくれ、とても温かかったです。今は地震のことより原発についての議論が活発で、新聞にはいつも原発についての記事が掲載されています。それらをフランス語で友達に説明するため、皮肉にも、震災、原発の知識、フランス語彙力が増えました。

 

4)その他:今思う事、感じた事等を自由に書いて下さい。
なぜフランス人は太陽が好きで、日に焼けたいのかようやく理由がわかりました。冬、フランスの天気は芳しくありません。しかし、サマータイムが開始され、春、夏に近づいてくる今の季節、天気がとてもよく、かんかん照りの毎日です。雲ひとつない快晴の日が続きます。そして、日本の都会のように高層ビルが林立しないフランスでは空がより広く、近く感じるのです。そりゃあ、この天気は外出せざるを得ません。気持ちをポジティブにしてくれ、いつもよりアクティブになります。冬の時よりか、皆の笑顔が増えたような気がします。