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第11期奨学生の留学体験レポート

 

留学レポート1

 

1)バカンスはどのように過ごされましたか?

 

ペルージュにて

フランスで最も美しい小さな村に登録されている町へ。中世の雰囲気が漂います。

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バカンスは2週間あり、そのうちの1週間ほどフランスとスイスを旅行しました。Dijonから近い、リヨン、アヌシー、ジュネーブ、ローザンヌと小さなサークルを描いて、Dijonに戻ってきました。クリスマス前に出発して、クリスマスはリヨンにいたのですが、25日は全てのお店が閉まっていたので、夕方まで室内でクリスマスパーティーをして、夕方に教会のミサを聞きに行きました。今年は寒波のせいで、電車や飛行機がキャンセル、もしくは遅延するということが度々あり、ニュースにもなっていましたし、多くの友達が旅行中に「駅で4時間待った。」とか、「空港で寝た。」などと言っていましたが、私の電車はキャンセルになることや2~3時間以上遅れるということは、ラッキーなことに、ありませんでした。でも、こういうこともいい経験になりました。


旅の中でもよかったのはアヌシーです。本当に空気が澄んでいて、アルプスに来たんだと感じました。湖ももちろん水が透明で綺麗でした。
スイスはフランを使うので、お金の計算に苦戦しました。ユーロに換算したり、日本円に換算してみたり…国際連合ヨーロッパ本部に行きたかったのですが、バカンスは閉まっているということをすっかり忘れていて、訪問できなくて残念でしたが、ローザンヌでオリンピック美術館に行けたのはよかったです。さすがスイス、列車のアナウンスはフランス語、英語、ドイツ語と、3ヶ国語聞けました。看板もちゃんと3ヶ国語で書いてありました。ドイツ語を聞いて「おぉー」と思ったり…こういうのも、フランスでは聞けないし、いい経験になりました。
寮にいる時は、外を散歩したり、友達と映画を見たり、料理を作ったり、友達の家を訪問したりと、それなりに充実していました。なんといっても、バカンス中は寮から人がいなくなるので、キッチンが使い放題です!しかも綺麗!そして、寮自体、いつもよりとっても静かです。

 


2)クラスの担任をご紹介下さい。

クラスにて
表現クラスの先生が、生徒と話しています。みんなが発表の準備をしているときに、先生が一人づつ話しかけて、言葉を訂正したり、少し話したりします。

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担任の先生は2人います。
文法を担当する先生と、表現を担当する先生。Niveau2ではわからない単語があればいちいちそこで止まってくれます。(Niveau3は文章読解が中心なので、わからない単語は飛ばします。)その時、二人とも、身振り手振りでジェスチャーをつけて話してくれるので、とってもわかりやすいです。

 

3)授業の進め方は如何ですか?
文法の先生は、先生が持ってきたプリント、文法のテキストに沿って進めます。進むペースは速いです。1日でも休むと、ついていけなくなります。毎日プリントが少なくとも4枚は出ます。途中で挫折して文法のクラスには来なくなった生徒もいます。表現のクラスでは、先生がテーマを設定して、それについて2週間ぐらい勉強します。テーマに入る前に基本的なボキャブラリーや、そのときによく使う文法、時制を教えてくれます。ペースは文法のクラスと比べるとゆっくりです。それでも、文法については発展的で先生の話すペースも早く、文法のクラスをちゃんと受けないと、上手に発言することができなくなるので、どちらの授業も毎日熱心に学校に通うことがとても大切です。


4)宿題はでますか?どの位の頻度や量ですか?

はい、ほぼ毎回出ます。多い時も少ない時もあるので、一概には言えません。バカンスの時は出ませでした。バカンス時には、皆勉強しないことを先生はわかっているみたいです。

 

5)具体的な授業内容を2つ選んで教えて下さい。
Niveau2の文法のクラスでは、先生が基本的な語彙を集めたプリント(例えば天気)を持ってきて、それをひとつずつ先生が説明していきます。そして、皆で理解します。たとえばIl fait du soleil.(今日は晴れ。)このようなフランス語の独特の言い回しがあり、初めて聞いただけではわかりませんので、先生がどんな意味を示すか教えてくれます。そして、天気ではIl y a とIl faitを使うのでその使い方の区別なども文法的に教えてくれます。語彙を理解した後は、それを使ったリスニングと、練習プリントをします。
表現クラスでは、先生がいろんなテーマを持ってきて、それについて学生と議論します。例えば、最近したテーマ、「Media」では、メディアの重要性とは何か、どういう情報媒体、情報が自分にとって重要か。など、自分の考え方を発表します。自分の言いたいことをフランス語で言えるようにする授業です。