ある日曜日、突然、奥歯が痛くなりました。友達に痛み止めの薬をもらって1日我慢したけれど、だんだんと耐えられなくなりました。次第に頭まで痛みが響いてきました。日本のかかりつけの先生に連絡してみましたが、日本の処方箋でフランスに無い場合もあるから、フランスで診てもらってほうがいいと言われました。日本でもお医者さんに行くのは怖いのに外国でだなんて、とは言ってられません。
月曜日の授業が始まる前に現地係員さんに電話して、歯医者さんに連れて行ってもらえるようにお願いしました。こちらのお医者さんは予約制なので診察は普通1週間程後になるそうです。そんなことを聞いたら痛みと共に頭がくらくらしてきました。係員さんががんばってくれたお陰でその日の午後2時に予約を入れてもらえました。
外国で初めての歯医者さんです。歯科衛生士さんがにこやかに出迎えてくれました。
待合室は黄色い壁でテラコッタタイルの床で可愛らしい部屋です。他の患者さんはいません。しばらくして呼ばれて広い部屋に入ります。すぐ診察ではなくて、最初にドクターの机を挟んで問診があります。ここで、どんな症状なのか、日本でどんな治療をしていたのかなどを詳しく話します。私の場合、炎症だということを係員さんに説明してもらいました。それから診察です。診察台は同じ部屋に1つだけあり、日本のように3つ4つと並んでいません。それから処方箋を書いてもらって診察料を払っておしまいです。
薬は薬局で出してもらいます。食間に1つ飲む錠剤とうがい薬でした。薬代を払って薬を受け取ると気持ちがとても楽になりました。また係員さんがいてくれたのでとても心強かったです。
もし、こんな痛いときに、フランス語で説明しなくてはいけなかったら、痛みは倍増していたことでしょう。初めて行った歯医者さんですが怖かったけれどいい体験になりました。
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