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2008年の文化講座の内容とスケジュール。

各講座とも定員がございますので、お申込みはお早めにお願いいたします。

 

5月20日(火)11h-12h30  村田京子先生「フランス文学と絵画」

フランス文学と絵画の結びつきは深く特にフランス革命後、サロン(宮展)やルーヴル美術館の一般公開のおかげで古今の名画が大衆の眼に触れる機会が増え、作家が登場人物を描写するとき、ラファエロの聖母像などの絵画に喩えることが可能になりました。本講座では19世紀文学(主にバルザック)を取り上げ、文学作品の中で絵画がどのような形で言及され、どのような意味を持っているのかを探っていきたいと思います。様々な図像を見ながら楽しくわかりやすい講座にしたいと思っています。

 

5月24日(土)16h-17h30   川神傅弘先生「フランス文化の3要素」

古代ギリシャ文明 +  古代ローマ文明  + キリスト教(カトリック)文化に関するお話をさせていただくつもりです。

 

6月10日(火)11h-12h30  藤田友尚先生「オペラの中のフランス文学:ユゴーとヴェルディ」

ヴェルディ作曲の「リゴレット」とその原作ユゴーの戯曲「王は愉しむ」を比較しながら、ユゴーの作品のもつオペラティックな側面を考えます。DVDを鑑賞しながらの解説をします。

 

6月18日(水)11h-12h30  平井知香子先生「ジョルジュ・サンドと絵画-ショパンがいた夏」

サンドは子供の頃からデッサンや水彩画に親しみ、生涯に数多くの絵画作品を残しています。特に晩年の「ダンドリット」は、彼女が独自に考案、発展させた絵画で後のシュール・レアリスムの画家たちが主張する「偶然」や「無意識」を連想させます。絵画といえば、サンドとショパンの共通の友人であったドラクロワには、ピアノを弾くショパンとその音色に聞き入るサンドを描いた有名な肖像画があります。またある夏の日、サンドの故郷ノアンの館では、ショパンがピアノを弾き、ドラクロワが庭の花をスケッチしていたというようなことがありました。サンドがこうした芸術家たちとの交流を通していかに自身の芸術を高めていったかを絵画を中心に見ていきます。

 

7月4日(金)11h-12h30   松島征先生「シャンソンと言葉遊び-プレヴェール、ブラッサンス、ゲンズブール、ボリス・ヴィアン、ボビー・ラプワントらのシャンソンにおける言葉遊び」

フランス語は言葉遊びを誘発し、それを自己増殖する言語装置です。いろいろな言葉遊びシャンソンを聴きながら、それらの音韻論的・意味論的なメカニズムを分析し、味わってみましょう。

 

7月17日(木)14h40-16h10   中村加津先生「バルザックの小説に描かれた、女性と金銭

フランス革命の影響の為、フランス社会の様々な分野には大きな変動がありましたが、バルザックはその時代の人々の生き様を極めてリアルに描いて、近代的な小説のジャンルを切り開いたといわれています。西洋諸語で「ロマン」という語で表される「小説」とはそもそも、美しい恋愛を描くものですが、バルザックはそこに金銭の要素を持ち込みました。登場人物はすべて、生活の糧をどのようにして得えているかが説明されています。美しい女性の描写が小説の魅力の大きな部分を占めますが、そこに金銭を結び付けても、なお魅力を失わない女性を、バルザックはどのように描いたのでしょうか。日本語に翻訳されているバルザックの作品の中から何人かを選んで考えます。

9月5日(火)11h-12h30   丸瀬康裕先生「ヌーヴェル・ヴァーグの誕生

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