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TOUR DE SCENES〔ツール・ド・セーヌ〕5月17日〔木〕~19日〔土〕 2007年05月14日

5月1日〔火〕メーデー、5月8日〔火〕第2次世界大戦終了日、5月17日〔木〕主の昇天大祝日、5月27日〔日〕聖霊降臨の大祝日=イースター祭より第7週目の日曜日と祝日が多い今月のフランス。アンジェに留学中の生徒さんは期末テストや帰国準備にそろそろ追われてきているころでしょう。〔フランス流に勉強も大事だけどたまには息抜きも・・・〕フランス人は自ら連休を作り天候の変わりやすい中、海岸沿いの街に小旅行へ行く傾向が見られます。
旅行へは行きませんよ~という皆さんへ。
5月17日〔木〕~19日〔土〕TOUR DE SCENES〔ツール・ド・セーヌ〕が催されます。6月21日〔木〕音楽祭では国内あちらこちらで無料コンサートが催されますが、TOUR DE SCENESはアンジェ市主催の無料コンサートでアンジェ市民に地方のミュージシャンを知ってもらおうという意味で始められました。参加者は昨年内に送られたデモから選択されたミュージシャンに限定されます。場所はl’esplanade du Port-Ligny〔メール側沿い〕 la place Imbach〔フナックの通りの突き当たりの広場〕 le cloître Toussaint〔市内図書館のそば〕と15の市内のカフェです。毎年危うい天候にも関わらず昨年は3万人が見に来ていました。時間は20時から1時まで。ジャンルはロック、エレクトロミュージック、ヒップホップなど。
注意 フェスティバルの雰囲気に呑まれて油断しがちな人を見かけますが、アルコール消費目的の為だけにうろつくフランス人やこの機会を利用して携帯電話、財布の盗難を企むフランス人もいますので油断大敵です。
http://www.tourdescenes.com/tour-scenes-2007/
アンジェ見本市 4月21日~29日 2007年04月12日
エキスポ会場にて開催される見本市。アンジェ人に行くか尋ねると必ず返ってくる答えは「分からない。時間があれば・・」
見本市では、
毎年1つの国がテーマとして選ばれ、文化紹介で伝統的なダンスが観られておみやげや特産品が売られます。2007年のテーマは昨年アンジェと姉妹都市の契約を結び来年のオリンピックなど話題が豊富な中国。別テーマとして2010年からアンジェ市内を走る予定のトラム〔路電〕も取り上げられます。
マイホームコーナー 家具や装飾から、(フランス人家庭にはまだ馴染みのない)マッサージ器やベランダ、クーラー〔フランスはまだ扇風機がほとんどです。〕の設置まであらゆるメーカーがそろうので説明からアポイントまで一日を有効に使えます。
食べ物のコーナー リンゴ、チーズ、ソーセージ〔これがまたおいしくて・・・〕、ワインなど地方の特産物を試食してから買える所です。おやつにはクロワッサンも売られています。
そしてアンジェ人の大好きなミ、ミ、ミラクルコーナー(映画『3兄弟』の有名なフレーズより) 生活必需品とは決して言えない『あったら(多分)便利』という商品の使い方をデモンストレーションで見せて教えてくれます。値段が割高でもデモンストレーションの素晴らしさ〔というかムードに巻き込まれて〕に納得して買ってゆく人が多いところが興味深い。ミラクルコーナーを目的に見本市に来る人もいるくらい。
友達や家族と会うとの会話は、「見本市で見た○○は・・・」と始まります。やはりみんな見本市へ行くのが前提の様子。
詳細はhttp://www.angers-expo-congres.fr/foire-d-angers/まで

12月1日~30日 2006年11月23日

今年で9回目になるアンジェ市開催のクリスマスイベント、『冬の太陽』のテーマは『すべての木』です。木に関しての様々な展覧会が催されます。例えば、芸術目的とした木の彫刻、教育目的とした木の使用に伴う森林破壊、木でできたおもちゃ、劇場で見られる塔やお城の建築様子です。手助けを目的とした団体を支援する目的で毎年行われる商品販売、今年は5ユーロの4つばのクローバーの種です。
どこに行けばよい?
サント クロワ広場
マルシェ 普段特に足を運ぶことのないブティックがマルシェをだしアンジェ市は市内の販売促進を促します。
荷物を預かる、商品券の販売、買い物の配達を受けるコーナー
木造のサンタクロースの家〔中でサンタクロースと撮影、子供が遊べるようにおもちゃがある〕。
今年のイルミネーションは週4日夜4分間のアニメーションで地球の保護の内容のクリスマスの童話に伴って。20分毎に放映されます。
サロン クルノンスキー 親子ともに遊べるようなアトリエ
レピュブリック広場 約50人のアーチストの作品が観られます。
オリジナルなプレゼント探しの方は是非お越し下さい。
コンサートも予定されています。
ビストロでホットワインを試してからゴーフルを食べるのもよし。
ロンスレ修道院のクレッシュ、スケート場での北極をテーマとした大雪もお見逃しなく。
アンジェのクリスマスを体験してください。
アンジェの留学生人気 2006年11月08日
10月21日付けの新聞で読んだ記事です。
アンジェでの学習の幅広さの影響か、アジア、アフリカ、ヨーロッパの留学生が増加する一方である。数字で表すと、大学、専門学校を含めて年間の留学生数は何と3000人以上、そのうち国立大学へ留学に来ているのは1860人。統計の大学、専門学校とは、アンジェ国立大学、アンジェカトリック大学、アンジェ化学商業専門学校の3校である。留学生の国籍はアジアの留学生がアフリカの留学生を上回り、アジア、アフリカの留学生でアンジェ留学生全体の半数以上を占める。アメリカ大陸の減少傾向を除けば女子留学生の数の増加が観察される。これにはアンジェの穏やかな気候の魅力以外にアンジェに於ける学習の幅の広さが影響を及ぼしているらしい。また専門学校の協定学校が全国に広がるのも見逃せない。アンジェ国立大学のサン セルジュには国際大学市があり、40年来ある事務の受付にさらに3人のモニターが9時から8時まで勤務し、彼らが外国人の留学生の受け入れを担当している。農業専門学校にはアンジェカトリック大学同様銀行口座開設や滞在許可証申請を手伝い、火曜日には国際交流を目的としたカフェでのイベントを開催する係りの者がいる。この留学生人気はまだまだ衰えることがなさそうである。2008年度サン セルジュ国際大学市では留学生用に132部屋を与えることを決定した。
LES ACCROCHES CŒURS 2006年09月06日
小中学校と高校の始業式が9月4日でした。毎年始業式と同じ週の週末にアンジェ人にはすっかりお馴染みになった道のフェスティバルLES ACCROCHES CŒURSが催されます。市が開催し、無料でアンジェ人に様々なスペクタクルを楽しんでもらおうという試みで市長が始めて以来で今年は8年目。ますます人気は高まるばかりです。天候の悪い8月末に比べて晴天が多く暑い9月初めを選んだのも成功の理由でしょうが。
9月7日に劇場のある広場で21時に市長のオープンセレモニーより開始。10日の20時の閉会式をかねたコンサートまでノンストップで中心街のあちらこちらでスペクタクルを見ることができます。子供から大人まで見られるようになっていますのでフランス語が分からなくても断然大丈夫。今年のテーマはエディット・ピアフの歌でもあるLA VIE EN ROSE〔ばら色の人生〕です。4日午後から劇場のある広場を車が通られなくなり、公園や広場のあちらこちらがピンク色に飾り付けられてきたのをアンジェに住んでいる方なら気づいたはず。興味のある方は劇場のある広場まで行きプログラムをもらってさっそく週末の計画を立ててください。今年の夜のスペクタクルはすごいと関係者が言っているらしいので。
http://www.angers.fr/accrochecoeurs/

アンジェ見本市 4月22日より 2006年04月18日

毎年パックの後に10日間エキスポ会場にて開催される見本市。アンジェ人に行くか尋ねると必ず返ってくる答えは「分からない。時間があれば・・」
見本市の具体的な内容を説明すると
毎年ひとつの国がテーマとなり取り上げられ、伝統的なダンスや劇が観られて周りにはおみやげや特産品が売られています。今年のテーマはフランス人にはいかにも神秘的で東洋を感じさせるヒマラヤです。
マイホームがある人へ 家具や装飾から、(フランス人家庭にはまだ馴染みのない)マッサージ器やベランダ、暖房機の設置まであらゆるメーカーがそろうので説明からアポイントまで一日を有効に使えます。
食べ物のコーナー リンゴやチーズ、ワインなど地方の特産物を試食してから買える所です。またおやつにお腹が減った子供にはクロワッサンも売られています。
アンジェ人の大好きなミ、ミ、ミラクルコーナー(映画で有名なフレーズより) 生活必需品とはいえなくても『あったら(多分)便利』というたくさんの商品の使い方をデモンストレーションで教えてくれます。値段が割高でもデモンストレーションの素晴らしさに納得して買ってゆく人が多いところが興味深い。ミラクルコーナーを目的に見本市に来る人もいるくらい。
5月のパックのバカンス明けに会う人との会話はやはり、「見本市で見た○○は・・・」 やはりみんな見本市へ行くのが前提なのでしょうか?
詳細はhttp://www.angers-expo-congres.com/index.php?rubrique=accueilまで
さくらさくら 2006年04月13日
あちこちに桜が咲き始めました。今年は冬が長引いていたのか、3月も寒い日が続き例年より遅めの
スタート。
まずしだれ桜や、小さめの、花びらの色の薄い桜が咲き始め(近所にある桜が「ソメイヨシノ」種
なのかどうかは未確認)、その後、色が濃いめの八重桜が咲きます。
先日、パリの南に位置するソー公園の近くを車で通ったついでに、ちょっと足を止めて園内をすばやく
散策してみました。この大きな公園には、桜の沢山ある一角があって、開花の時期にはそれは美しい
風景を織り成すのです。
何年か前に、この公園に満開時にきて友人たちと日本式お花見をしたのを思い出しました。
行ってみてびっくり。うちの近所の桜は、薄いピンクのも濃い目のピンクのも、もう咲き始めているのに
ソー公園のはまだかたいつぼみでした。ふと桜並木の端のほうに目をやると、どうも日本人らしき
グループが、残念ながらまだ咲いていない木の下に敷物を敷き、風が意外と強いのでお酒(?)の瓶や
コーラのボトルで敷物をおさえお食事中でした。ここに毎週来ているという自称地元人によると、
満開なるのはどうも今月末まで待たないと・・とのことでした。
日本のお花見が恋しくなっている方、パリ郊外での花見はいかがでしょう。
電車ならRER B線 Croix de Berny駅下車が便利ですよ。
フランスで芸術を享受する 2006年04月03日
ご存知のように芸術に寛容な国フランスは、昔から多くの芸術家を輩出してきました。外国出身の
アーティストの卵も、フランスでその才能に花を咲かせた輩も少なくありません。
時は変わって今日でも、普段から気軽に芸術に親しみふれることが、日本よりもっと広い年齢層に、
日常的に行われているような気がします。
美術館で子供たちの団体に出くわしたことのある方も多いと思いますが、フランスの子供たちは、
学校の校外授業として、むかし私たちが美術の教科書でしか見たことのなかった数々の名画、彫刻
等に実際に対面して授業を受けられるのです。本物の作品の前で、教師がこれはどういう作品かと
質疑応答したり、「ではこれからこの油彩画を模写してごらんなさい」などとやっていますから、なんて
恵まれているのでしょう!
さて大人になっても、特に26歳未満や学生であるうちは、映画でも美術館でも学生割引が適用され
お得です。さらにうれしいのは、美術にしろ写真にしろ、学んでいる専門に関連した美術館や博物館等で
学生証を提示すると、入場料が免除されるか少なくとも割引になることです。
私がパリの写真学校の学生をやっていた頃は、授業の後や週末に本当によく国立写真センターに
通ったものです。残念ながらこのセンターは現在は運営を休止してしまいましたが、その代わりに
パリのコンコルドにあるJeu de paumeと、マレ地区のHôtel de Sullyが、写真をふくむバラエティに富んだコンテンポラリー・アート系のエクスポジションを定期的に行っています。
ジュ・ド・ポームのほうはチュイルリー公園の一角に位置し、天井の高いモダンな建物。映像のインスタ
レーションを使った展示がよく行われます。大きな窓から望む公園やコンコルド広場の景色がとても
パリ的です。オテル・ド・シュリーの方は、マレ地区らしい古い建物が軒を並べる地区に位置し、
オテル自体もどっしり風格ある17世紀の建造物です。美しい中庭はヴォージュ広場につながっています
からここからの散歩もおすすめです。
(いずれも美術や写真の学生適用料金は、サイト等に特に明記されていなくても入場無料になります)
4月1日 2006年03月27日
4月1日はフランスに於いてもエイプリルフールです。フランス語では何故か4月の魚というけれど。子供たちは学校で描いて切り抜いたセロテープ付きの魚のデッサンを「ねぇ~先生。」などと言いながら近づき背中に貼るかわいらしいジョークを先生や家族にするらしいです。魚がたくさんついた先生ほど子供たちに親しまれた先生だと言えるでしょう。魚の絵もみんな上手なのでいつも見とれてしまいます。大人のフランス人同士ではそう頻繁ではありませんが、我が家のように毎年誰かからジョークの電話がかかってくる家も稀ではないみたい。私は今年こそ去年怖気づいてしなかった『○○でパーティーを催すので中心街広場へ18時集合』というメッセージを家族全員に送るつもりでいます。
アンジェ市内では今年の4月1日午後にカーニバルが催されます。カーニバルは日本でいる節分と同じで冬が去り春の到来を祝う行事です。今年のテーマはバカンス。年齢、国籍を問わず希望者はみんな参加できます。テーマにちなんだみこしらしきものを作り、中心街を仮装行列するのです。もちろん太鼓、笛など大きな音が出るものは大歓迎。先週末から春らしい暖かい気候になりました。土曜日がいいお天気で楽しいカーニバルになるとよいのですが。

犬の糞対策inアンジェ 2006年03月22日

フランスでの3才の子供が『糞』と言う言葉を発音できるほどに歩道で頻繁に見られます。日本でなら「下を見て気をつけないとこけるよ。」が、フランスで「糞があるから注意して足元を見ないと。」に変わるわけです。
運悪く踏んづけた場合、まず左右どちらの靴か確認しましょう。左足なら縁起がよいらしいので。(私には慰めるための理由としての発明に過ぎない気がするけれど。どちらの靴にしろニオイが消えるわけではないし !!)
アンジェでの糞対策
『犬が用を足すトイレ(囲いの中の砂場)があるので犬はそこで用を足せばよい。
(図に説明があるが果たしてアンジェの犬はそれを理解できるほどIQが高いのかな?)
万が一歩道で犬が用を足した場合、飼い主が公園などにある緑の窓口で袋を取っておいて糞を入れるゴミ箱へ捨てる。
アンジェ市職員に犬と飼い主の教育担当者がいます。
彼の仕事
ドッグフードの説明 缶詰でなく袋入りのドッグフードを与えると犬が固めの糞をすると収集しやすい。
しつけ方法の説明 流行というだけでブルドッグなど気の強い性格の犬を買い、しつけに困っている飼い主へのアドバイス
アンジェ市だけで毎日何トンと言う糞が収集されます。私だけがしなくてもと糞を集めない飼い主の責任は重大です。
天気の悪い日の過ごし方 2006年02月21日

外は相変わらず暗く雨がちのお天気。気分的に晴れませんが、そんな時は美術館で過ごす!
が正解です。先日、日本からパリを訪れた知人を案内し、月並みながら久しぶりにルーヴル美術館に
行ってきました。何度行ってもその壮大さに圧巻されます。とにかく広いので、今日はこの部分、とある
程度的を絞ってテーマや年代ごとに観ていかないと、「なんだかあちこち歩き回って疲れたけど、結局
何と何を見たのかよく覚えていないや」なんてことになってしまいがちです。
入場券を持っていればその日一日中出入り自由なので、疲れたらカフェテリアに行って一休みしながら
根気よくいきましょう。中央入り口の横からエスカレータで昇ったところにある多国籍料理のフードコートは
選択肢が豊富、万が一連れと食べたいものが合わなくても一緒に食べられるのが便利です。傍には
日曜日も開いているショッピングモールもあり、芸術鑑賞、お食事、お土産さがしとそろって、外に出な
くても一日過ごせてしまうのです。
さて私たちもまずは昨年春話題になった例のレオナルド・ダビンチの名画「モナ・リザ」の新しくなった
といううわさの展示室に足を運んでみました。ルーヴル美術館を訪れる年間約600万人のほとんどが
モナリザは必ずを観るという統計もありますが、あまりに有名な作品を目の前にして、もはやどうして
この絵画がそんなに特別なのかわからなくなっていました(ファンの方ゴメンナサイ・・・)だって他にも
有名でなくとも素晴らしい作品はいっぱいあるのだから。
そしてなんと言ってもこの新展示室への移設作業にかかった経費は総額481万ユーロ (約6億7000
万円)、費用は日本テレビが提供した!というもので、なぜこれまた日本のTV局が?というのが、
ちまたでちょっと話題になりました。この展示室の説明は既にご存知の方も多いと思うので参考程度に
とどめます(新展示室はこれまでよりも広く、天井から自然光を採リ入れながら保存技術面をアップ。
同絵画は防弾ガラスで守られているものの、温度や湿度の調整が行き届くようになっているそうです。
ベロネーゼによる大作「カナの婚礼」の向かい側に位置して展示)。確かに展示室が広くなったおかげで以前より混雑感は解消されたようです。ちなみに毎月第一日曜日は、誰でも入場無料になりますが
混雑を覚悟の上でどうぞ。
この広い芸術の宝庫ルーヴル、貴方ならどこから探索を始めますか。
東京から来たブッダとパリで遭遇 2006年02月15日

パリには本当にたくさん美術館がありますが、今回はパリ市の管理する美術館の一つ、アジア美術の
宝庫であるセルヌシ美術館 (Le Musée Cernuschi (7 av. Vélasquez 75008 Paris)が長い工事期間を
経て、昨年やっと再オープンしたのでお知らせまで。
今企画はリニューアル後初めての中国絵画の展覧会で、題して「エロティックな中国画展」(5月7日
まで)。この美術館は在パリ日本大使館にも近く、フランスでも近年増えてきたジョガーの多い、美しい
モンソー公園に隣接しています。先日お天気も良く、ちょうど近所に用事もあってか、いやエロティックな
中国画という企画内容に非常に興味を持ってか早速観に行ってみたのでした。
個人的感想ですが、このエロティックな中国画のコレクション、いくつかの絵が組になり、ストーリー性
があって、18~19世紀を中心とした当時の宮廷の人々の生活の様子がなかなかユーモラスにかつ、
繊細なタッチで描かれています。
シルクに表現された美しい色合いと繊細な描写、宮廷の人々のなんとも親密で道楽的であり、いやら
しくないエロティックな世界が見るものを飽きさせません。
中国の絵画と言うと、どうしても水墨画の風景画が頭をよぎってしまうけれど、この展覧会はそんな固定
観念に目からうろこ、といった感じです。他ではこれまでに見たことのなかった、ほとんど公開されたこと
のなかった主題の作品であるがゆえすごく楽しめました。企画展の後は常設展のほうもお忘れなく。
他のパリ市立美術館同様、常設展は無料ですが、企画展は料金がかかります。2005年に改装が終了
したばかりの美術館は、うわさどおり天井の高い高貴な館で、大きな窓を通してみるモンソー公園も
素敵です。そしてなにより印象的だったのは、東京は目黒から運ばれてきたというとても大きな仏像さま。
黒く輝く大きなブッダが、とてもパリ的邸宅の大窓の前にどっしりと座っているのには圧巻です。しばし
時間を忘れ見とれていました。
カルト・パルトネール 2006年02月14日
アンジェ人の文化活動、スポーツ活動を盛んにしようという目的で作られたカルト・パルトネール。このカードを持つと様々な特典が得られますので是非ご利用ください。
半額になるものの例
美術館の入館料
6つの市営プールの入場料
(フランス語から英語、日本語までの言語を学ぶことができる) 市営学院の授業料
半額にまでいかないが割引になるもの
アンジェ駅のそばにある市営室内スケート入場料 3,85ユーロ→3ユーロ
スケート靴レンタル代 1,95ユーロ→0,7ユーロ バスの定期
映画館の入場券
スポーツの試合の入場券代
オペラ、クラッシックコンサート鑑賞代
7月~8月の『アンジェ夏』という題の多種のジャンルの音楽のコンサート鑑賞
カード取得に必要な条件
18歳以上(成人)であること
アンジェの住民であること
アロカッションという名の住居手当などを含めての政府からの援助金額が554ユーロ以下であること。(但し、失業者、学生、身体障害者は必然的にこの条件を満たす扱いとなります。)
カード製作の費用 もちろん無料
カード取得に必要な書類
証明写真1枚
身分証明書
アロカッション(住宅援助)の受取額が提示された手紙
上記の書類を持って市役所にカードを作りに行きましょう。

歴史散歩と犬のフン 2006年02月11日
東京など日本の大都市ではビルの看板が重なり合い、色、ネオン、縦横それぞれの名称を競い合って
います。それに比べると、パリではオフィスビルが多い地区でも、空に張り出した看板というものは
めったになく、美観にはかなり統一性があります。パリの旧式建建造物の入り口ドアの上あたり、
よく見ると何やら文字が彫ってある建物を時々見かけます。よくあるのは建築士の名前、またそこに
住んだ著名人の名前や年号だったりもします。時折、音楽家、作家などフランス史上有名な人物の
名前を発見ということも。なるほど、パリに住み始めて毎日通う見慣れた風景も、こうして観察すると
新たな発見があるかもしれません。
しかし,ご注意ください!上ばかり見て歩いていると、パリではよく犬のフンを踏んづけてしまいます。
ドラノエ市長になってからというもの様々な環境対策が着実に推し進められていますが、Propreté
canineという、飼い主はちゃんと愛犬のフンの始末をしようと呼びかけるキャンペーンやポスター、
さらには罰金制度により、以前に比べるといくらかは改善されてきました。それで飼い犬のフンの始末
をする”品行方正”な(当たり前だと思うんですが、未だ貴重なので・・・)パリジャンもちらほら見かける
ようになってきたわけです。住民の70%が犬の糞で街が不衛生であると不満に思っているわけで、
これではツーリストにも衛生面で評判が悪いのはうなずけます。
さて”フン害”は意外とお金がかかるものなのでありました。パリには20万余の犬が暮らしていると
言われていますが、その犬たちが毎日こしらえるフンの量ときたら16トンもにのぼり、その掃除費用は
年間1100万ユーロ、フンが原因で起こった事故(お年寄りが滑ったり・・)が年間650件!!、そして
飼い主はフンの処理を怠ったり、拒否した場合の罰金額はなんと183~450ユーロだそうです。フンもばかになりませんね。

メイド・イン・アンジェ 2006年02月08日

普段見ることがなくあまり知られていない工場や会社をアンジェ人に紹介しようという目的で始まったイベントメイド・イン・アンジェ。(私にとってはアンジェにある会社の名前を知るのによいなぁと思っていましたが、アンジェ人の中でも知らない人は数多いようで意外に驚きました。) 2000年当時は見学できる会社がわずか8社だったのが今年6年目は70社にまで増えました。今年は2月17日から3月5日まであります。
内容
2月20日から3月3日まで 会社、工場見学 他の日は学校などグループのみ。観光協会で予約してフランス語でガイドと一緒に見学。
週末
2月17日~19日 グルメな週末 商工会議所にてヨーロッパ料理の試食
2月19日 サン・ジャン会場で調理師が料理をする様子が見られる。
2月24日~26日 メーヌ・ロワール県の手工業会議所で手工業者が仕事のデモンストレーション 今年は ファッションショーも開催
3月3日~5日 アンジェ郊外の町の美術館(地方の屋根石のアルドワーズ美術館、航空美術館、コミュニ ケーション美術館、ヘアースタイル美術館)のイベント
簡単に会社の名前を挙げておきます。
オレンジのリキュール製造コワントロー、電化製品製造トムソン、携帯電話で有名モトローラ、NEC、トラック、バス製造スキャニア、バス会社コトラ、天気予報予測所、植物研究所、シロップ製造ジファー、消防署、ワイン醸造所、給食をつくるエパルク、郵便局、テレビ局、新聞社、パリのアニエス、YAMAKADO HIROYUKI夫妻のデザイン工房など・・・
ジュテームの壁
もうすぐヴァレンタインズディです。街にはプレゼントを贈るのを促進し購買力をそそる広告や、ネット
ショッピングのお得なプロモーションなどが目立ちます。そう、ハロウィン同様すっかりマーケティング化
された世界なんですね。ソルドも終盤戦、残り物の叩き売りや人ごみにちょっと辟易気味の私です。
そんななかもっとシンプルでクラシック、ピュアなヴァレンタインの迎え方(!?)を見つけました。
貴方は好きな人の名前を木や壁に彫ったことがありますか。
パリはモンマルトル、アベス・スクエアに「ジュテームの壁」というものが出来ています。(詳しくは
www.lesjetaime.com/ 仏語&英語) この壁の作発案者はFrédéric Baronという人。
この「ジュテームの壁」というのは、511枚ものA4サイズの石版が、長さ10m高さ4mにわたって張られ、
そこには手書きの紙を元に、世界中から集められた多くの言語で”ジュテーム”という言葉が刻まれて
いるという大変ロマンティックなものです。コンセプトは、壁はこれまでに人々を分断してきたけれど、
この壁はまさにその逆であり、言語や愛の言葉を通じて平和のつなぎとなってほしいというメッセージ。
作品の鑑賞はアクセスフリー、モンマルトル界隈に行くついでがあればふらりと立ち寄ってみるのも
良いかも知れません。そこには素敵な出会いもあったりして。。。
パリは混雑傾向 2006年02月06日
パリの人口は1921年に最も多くなり約300万人に到達しましたが、その後人々は郊外へ少しずつ移り
住み減少していきました。このたび2005年のパリ人口は214万5千人と言われ、1999年のそれに比べ
再び1%の増加傾向にあるそうです。
なかでも最も住人が多い区は15区で住人数 22万5000人、次は18区の 18万5000人で3位は20区の
18万3000人となっています。反対に少ないのは1区、2区、4区。しかし面積のわりに住人が多く、
人口密度が高く”混み合っている”のはと言うと、11区、10区、18区がランクイン。1平方kmあたり3万
500人以上に上ります。逆に統計上”すいている”のは12区で1平方kmあたり8千数百人、続いて1区、
16区、8区・・・最も混んでいる区と最もすいている区では密度に3.6倍もの差があるんですね。
ところでパリを少しご存知の方なら、レストランやオフィスの多い1区や8区は住んでいる人が少ないのは
当然としても、どうして住宅地である12区や16区が?と思いませんか。そう、なぜならこの2つの区は
”森”を持っているからなんです!12区はヴァンセンヌの、16区はブローニュの森を。居住区ではないけど
その面積を入れて計算されているから広く、すいているという結果が出たのでした。
ミニ庭園 2006年02月03日

日本繊維デザイン協会長わたなべひろこさんのアイデアより始められたミニ繊維国際コンクールが3年目にアンジェのジョン・リュルサ美術館で昨年12月10日から5月14日にかけて催されています。条件は12×12×12センチ以内の庭園を創り出すことです。世界各国から455人が参加し、アジアからは42展が出展されました。審査員は数名のアーチストと、スイスの美術館館長、わたなべひろこさん、アンジェ美術館総長、ジョン・リュルサ美術館長の計8人です。アンジェで展示されているのは最終的に選考された70展の作品で、その中の30展の特徴として見られることは日本人にはお馴染みで世界現代アートにまで導入されるようになった絞りの技術が使われていることです。
ジョン・リュルサ美術館はアンジェで唯一のタピストリーの美術館。元々タピストリーはフランスの石造りの家やお城での冷たい壁から寒さを防ぐために作られました。それからアートとして発展してきました。ジョン・リュルサのタピストリーは現代的でヒロシマという作品は数年前に実際に広島の美術館で展示されました。美術館の場所が川の向こう側ということで留学生には意外に知られていません。ミニ庭園の展示を観に美術館にいらっしゃいませんか?そしてあたりを散歩してみてください。古い木造の家が並び、石垣の道とかわいらしい地域です。
パリのちょっと素敵な文化行事 その2 2006年01月31日

場所はパリ、セーヌ河はアルマ橋から程近い小道に佇む、Fondation Pierre Berge-Yves
Saint Laurent(3 rue Leonie Reynaud 75116 Paris)でスモーキング・フォーエバー
(Smoking Forever)という展示が行われています。服飾芸術の殿堂、パリ市立ガリエラ・モード
博物館のすぐそばです。
スモーキングとはタバコではなくてタキシードのこと。タキシードと言えばサン・ローラン、というわけで、
オートクチュール界の大御所イヴ・サン・ローランが自作品約50点を公開するという貴重な展示会。
女性をエレガントでありながら力強く見せるサン・ローランのタキシードは、まさに彼ならではのもの。
この展示会ポスターに使用されている写真はあのヘルムト・ニュートンが撮影したもの。
黒のタキシード姿のサン・ローランとカトリーヌ・ドヌーヴ、2人ともばっちり決まって本当に素敵です。
YSLの20周年を記念して1982年にELLE誌の表紙を飾ったものです。4月まで開催しているので近くに
行くときは寄ってみましょう。
さてこの後、天気がよければセーヌ河に沿って歩き、プチパレまで行ってみましょう。メトロだと一駅
乗ってすぐ乗り換え、長~い乗り換え通路を経てまた一駅乗るだけ・・なので徒歩をおすすめします。
グランパレ&プチパレ、大御所美術館が改修ラッシュ。昨年から今年にかけて美術ファンには
うれしいことばかりです。1900年、パリ万博の会場として建てられたグラン・パレとプチ・パレ
(Musée des Beaux-Arts de la ville de Paris-Petit Palais)。建立後100年が経ち老朽化が
目立ってきたため近年改修工事が行われていました。昨年12月ついに一足先にプチ・パレの
パリ市立美術館がリニューアルオープンしたので、ぜひシャンゼリゼ周辺を訪れた際にはお忘れなく。
入場に多少の行列は覚悟でも常設展が無料というのはありがたいかぎりです。
中庭のある気持ちのいいカフェレストランやブティックも、休憩にお土産探しに利用価値大ではない
でしょうか。
今年はセザンヌが没後100年、あちこち様々なイベントが企画されています。プチパレの対岸の
オルセー美術館では、時代をともにし、友人同士でもあったセザンヌとピサロ展を同時に企画。
静物画や風景画を通じ、2人が互いの芸術に与えあった影響を明らかにしていく・・・という印象派ファン
なら必見の企画です。
アンジェのレンタル自転車 2006年01月25日

アンジェ市の住人または郊外に住み、アンジェまで通学、通勤で来る住人のためにレンタル自転車ヴェロシテが始まりました。レンタル代はもちろん無料で、盗難防止用のチェーンも貸していただけます。始まった当初は思いがけない人気に、市が新しい自転車を購入すると同時にレンタルされる状態でした。
レンタルするには、ヴェロシテの事務所で契約書にサインをしてください。契約書の期間は最低1週間から3ヶ月間で、再契約をしながら最長1年まで自転車を借りることが可能です。3ヶ月間ごとに市の職員に自転車の状態がチェックされます。
レンタル条件はアンジェ市内に住む、またはアンジェに通学、通勤に来る18歳以上の成人であることです。
必要な書類
住居証明書(3ヶ月以内の電話、電気代請求書または大家さんからの家賃支払い領収書)か、アンジェ市内にある会社からの勤務証明書
身分証明書
フランスにある銀行または郵便口座番号。これは自転車の破損、盗難とういう万が一の場合に修理代、新しい自転車の購入の弁償代として口座より自動的に引き落としされるのに使われます。
アンジェ市は随時750台の自転車を貸しています。バス会社のコトラの横にヴェロシテの事務所がありますのでエコロジー、スポーツの目的に自転車をご利用ください。
パリのちょっと素敵な文化行事 その1 2006年01月22日

パリに住んでいて良い点は展覧会、上映会、数多くの美術館、ギャラリー、期間限定イベント
などの文化行事の選択の幅が豊富なこと。話題の商業大作映画は地方の都市でも見れますが、
シネフィル(大の映画好き)がこぞって通う小さな映画館のインディー系映画の上映や、コンサート、
俳優の挨拶つき上映会なんかやはりパリならではの醍醐味です。
夏の間はヴァカンスで静まっていた文化行事も秋の訪れとともに盛んになり、年明けも引き続き
活発です。個人的趣味ではありますが最近観たものでお薦めをいくつか紹介しましょう。
没後25年を記念してMusee de la musique で6月まで行われているジョン・レノンの
Unfinished Music.彼の生涯が900M2にわたり綴られています。たくさんの曲が、さすがは
Musee de la musiqueであるだけに 、素晴らしい音響で聞くことができ改めてジョン・レノンの
音楽のすばらしさを実感し感動しました。
ソルドでにぎわう、パリはオスマン通りのデパート、ギャラリー・ラファイエットでは、買い物で
汗だくになる人を横目に見、奥にひっそりと位置するギャラリーdeギャラリーで、ELLEに見る
モードの60年 1945~2005展をみてきました。これはギャラリー・ラファイエット創業60周年記念と
雑誌ELLEが協力して行っているコラボ企画展。
1945年から2005年まで、時代を代表するELLEの表紙と洋服が1つずつ展示されて、戦後まもなく
から現代に至るまでのモードの移り変わりを一見できます。
そしてシネフィルはけっして素通りできないパリはベルシーのニューフェース、
La Cinémathèque française (51, rue de Bercy 75012 PARIS)ではイザベル・ユペール
特集を開催中。実は数年前に左岸のデパート”ル・ボン・マルシェ”で見かけたとき
ほとんどすっぴんで小柄で地味すぎてわからなかったほど。役柄によってすごく変われる彼女、
女優として改めて大注目されています。ここでは上映会以外にも総14 400 m2もの面積に
図書館や展示スペースが設けられていて映画好きを狂気させています。この建物のある
ベルシー地区は少し前から再開発で活気づいているエリア。春には屋外プールも誕生予定
というから目が離せません。
どうでしょう。寒いけど外に出てみる気になりましたか?
知っておくと何かと安心な薬局 2006年01月16日
現在ちまたではおなかにくる風邪が猛烈に流行っています。毎年12月半ばから1月末くらいまではインフルエンザとか胃腸炎(クリスマスのご馳走のせいか?)が蔓延しますが、今年のは例年にも増して強烈だそうですから気をつけましょう。
この週末に友人宅のフェット(ホームパーティ)に行ったらやはりそんな噂が。普段あまり出歩かない私は今のところ大丈夫ですが、事実招待されていたうちの2人は風邪で来られませんでした。参加者の中の先週まで自分もそうだった!という人に話を聞くと、やはりかなり強い感染性らしく患者が後を立たず医者は大繁盛しているとのこと。なんでも15年来の強力で悪性の胃腸のインフルエンザでピークは1月中旬だと言うではないですか。恐ろしい。。。
フランスで12月の後半に医者にかかった人の数は45万人余、25歳以下の人がなぜかその半数を占める。=10万人の住民中、約500人が患者という計算。例年であればこれが10万人の住民中、病人約280人という数字なのですが。
むかし私が渡仏して間もないころ、ホームステイ先でものすごくおなかが痛くなったことがありました。あいにくもう夜ふけでしかも週末だったので医者に行ける時間ではありません。当時症状をうまく説明する仏語力もほとんどなく、本当に体がつらい時はげんなりして辞書をひいて調べたりする気力もありません。概して病気になったときは、母国語で説明できる人や身寄りがないとまったく心細いものです。処方され飲んでいた薬だって後になってあれは実は抗生物質だったのか、なんてこともありました。独自留学でしたので、こういった時には日仏の生活サポートみたいなのがあったらどんなにいいかと思ったことやら。
幸いステイ先のマダムが心配して起きてきてすぐに「SOSメドゥサン」(特に週末や夜間など一般受付時間外に急病の際とても助かる出張医療サービス)を呼んでくれたので少し待っていれば診察してもらえました。急性の胃腸炎だから薬を飲んで水分をきちんと補給していれば大丈夫と言われほっとした思い出があります。しかし多くの場合問題はこの処方された薬の入手法。医薬分業ですから処方箋はもらえても薬はその場ではもらえないのです。ですから緊急を要するなら病院の救急に行くか、誰かに頼んで買ってきてもらわなくてはなりません。そんな時知っていて損しないのが24時間開いている薬局のアドレス。パリには3つあります。その他にもバカンス時や週末にも、市や区域内で持ち回りで開いている薬局(pharmacies de garde)がひとつはあるようになっています。
■ 84, av des Champs-Elysées 75008
Tel : 01 45 79 53 19 ou 01 45 62 02 41
■ 6, place Clichy 75009
Tel : 01 48 74 65 18
■ 6, place Félix Eboué 75012
Tel : 01 43 43 19 03

路線バスでよその国 2006年01月11日
ストラスブールはフランスで五番目くらいの規模の都市の一つ、と言われていますが、地図で位置を確認すると、本当にフランスの隅っこにあります。
フランスとドイツの国境にあるライン川のすぐ近くで、歴史的にもフランス領だったり、ドイツ領だったりした過去があります。
ストラスブールに留学する方に、なぜストラスブールを選んだのか聞いてみると、ドイツにも少し興味があったから、なんていう答えが時折聞かれます。確かに、アルザス地方からはフランスのほかの地域を旅行するより、ドイツやスイスに行く方がずっと簡単です。
おまけに、アルザス地方最大の都市、ストラスブールは国境の町なので、市内を通る路線バスを使って、川向こうのドイツまで行けてしまうんです!
島国日本に住んでいると分からない感覚ですが、ヨーロッパは本当に国同士がつながっているのです。ドイツとフランスの間にはライン川が横たわっていますが、それだって橋を歩いてわたることだって可能なのです。
ストラスブールの中心・カテドラルのすぐ近くから、ドイツの町ケール行きのバスが出ています。路線バスですので、料金はたったの1,2ユーロ。ドイツの方が安い物もあるので、ストラスブールっ子は両方の国のいい所をうまく使って暮らしています。
留学生の方達もそんなストラスブール暮らし術を留学生仲間同士から伝授されるようで、授業がない日の午後などに、友達の連れ立ってドイツに遊びに出かけたりしています。
食べ物関係で安いのはビール、パフェなど。味は好き嫌いがあるでしょうが、一般的にフランスより量が多くて安いです。またマクドナルドも同じようなセットがドイツに行くと1ユーロほど安くなります。(フランス人よりもドイツ人の方がマクドナルドが好きなんでしょうね)。
生のCDなどもドイツの方がずっと安いしビルケンシュトックなどの健康サンダルの類もドイツの方が豊富にあります。
こんな風に二つの国を楽しめるのがストラスブール留学の良さでしょうね。
プルミエ・プロン・フェスティバル 2006年01月09日
フランス映画をご覧になる機会はありますか?フランスでもアメリカ映画の人気は高まるばかりで映画館で上映されるアメリカ映画の割合の高さに批判がつのることさえあります。
フランス映画祭で有名なのは5月に催されるカンヌ映画祭でしょう。今年のカンヌ映画祭ではトム・ハンクス主演の『ダビンチコード』が観られるという噂です。
若手でまだ名前が知られていない映画監督の作品を表彰して、次回の彼らの映画製作の予算を援助してあげようという目的で始められたフェスティバルが、アンジェにて主催されるプルミエ・プロン・フェスティバルです。推薦者は今年78歳になるフランス大物女優ジャンヌ・モロー。毎年審査員の1人としてフェスティバルに参加されるんですよ。このフェスティバルは今年で18回目になります。プルミエ・プロン・フェスティバルで表彰されると映画監督としての将来は安心とまで言われるほどにこのフェスティバルは大きくなり、ヨーロッパでは最大の規模になりました。今年の注目国はトルコで、トルコの3人の映画監督の作品にスポットがあてられます。
1月20日から29日にアンジェ来られる予定のある方、予定映画、講演日程をサイトにてご確認あれ。

パリを滑ってみませんか 2005年12月21日

毎年カレンダーをめくり11月になると風邪が巷で流行り、更にめくって最後のページ12月になるとパリの街の数箇所にスケートリンクが公開されます。一番大きいのがパリ市庁舎前広場、それからモンパルナス駅前、そしてエッフェル塔。
特にあのエッフェル塔の地上57mにあるリンクで滑るのはまた格別で、そこからの景色にはとにかく圧巻!です。しかもエレベーターでリンクのある1階までは大人4.1ユーロかかるけれど、滑走料と貸し靴は無料とくればパリの思いで作りにうってつけでは。
実はかく言う私も、はるか昔日本で若かりし頃に滑って以来すっかりご無沙汰で尻込み気味だったのですが、なんのその。下手でもマイペースな人が多い(?)パリジャン&パリジェンヌを見て一気に勇気付けられいざ出陣したのでした。
どこのスケート場も夜遅くまで開いているので夕食後の腹ごなし(?)に、真冬のイルミネーションに包まれた街を見ながらパリを滑るなんておつな事他ではなかなか出来ませんよ。ちなみにエッフェル塔のは2月1日まで、市庁舎前とモンパルナス駅前のは2月26日までやっています。
アンジェ駅
このところアンジェは工事続きです。新しいアパートの建設、道路の改良工事、地域開発(アンジェでの地域開発とは5階以上の古いアパートをなくして代わりに4階のアパートまたは家を建設して住みにくいとか古いといった地域のイメージを改良しようという市長の政治を意味します)。
そうしたなか、大工事が終わろうとしているのがアンジェ・サン・ロー駅です。アンジェ駅は現在2つ存在します。フランス国鉄の駅アンジェ・サン・ロー駅と長距離バス用駅のガール・ルティエール駅です。
アンジェ・サン・ロー駅は私がアンジェに来た同時、見た目が時代遅れで汚く、スーツケースで階段を上り下りしなければならない不便なものでした。
復旧工事された2001年からガラス張りで見栄えがよくなり、以前より大きく見やすくなった電光掲示板があります。またエレベーターとスロープでスーツケースでも歩きやすくなりました。駅前の噴水も作り直され、新しい駐車場もできました。到着第1日目の思い出としてアンジェ駅の写真を取られる留学生をみかけるとアンジェに住む身として微笑ましい気分になります。

ごみの仕分け確認部隊 2005年12月14日
アンジェ市長が環境によいことを重視する政治を行っていることからアンジェは前フランス首相より環境によいことをテストする市として任命されています。
瓶、ペットボトルなどのプラスティック、新聞紙・包装・ダンボール箱などの紙類とごみの仕分けが始まること5年。瓶はちかくの瓶専用のゴミ箱へ捨てに行きます。プラステッィクと紙は瓶と同様に専用のゴミ箱へ捨てに行くか、市から配られる黄色いゴミ袋へ入れて収集の火曜日と金曜日に出します。
秋よりゴミ袋をまとめて入れられる様に各家に大きなゴミ箱が集配されました。そして週3回の仕分け以外のごみの収集が週2回になりました。普通のごみの収集は月曜日と木曜日。
また新しい職務が市に作られました。ごみ仕分け確認部隊です。彼らの任務は住民がゴミ袋を市より集配されたゴミ箱へ入れて出しているか、ゴミの仕分けがされているか、前日の午後7時からゴミ箱が出されているかの確認です。守られていない場合、ごみが収集されず、注意が書かれた赤いシールで警告されます。警告の後さらに守らない人にはごみが収集された後その罰金代の請求書が郵便箱へ届きます。この処置により月曜日の収集に土曜日の夜からごみ袋を出す人がなくなり、猫がごみ袋を引っかいて歩道に広がり翌日臭いに悩まされるなどということがなくなるのを希望する私です。
光の祭典 2005年12月11日
リヨンでは毎年12月8日に「Fete des lumieres」という祭りが行われます。元々は聖母マリアへの感謝を込めてろうそくを灯す風習だったようですが、数年前から、光を扱ったお祭り、として街をあげてのイベントとなり、市内各地で催しが行われるようになりました。
私も今回初めてなので、市内を色々と歩いて見学してみました。観光客が相当来ていました。川やお城を背景にした照明は色も鮮やかで本当にきれいでした。また。このイベントの起源となった、フルビエールの教会の夜景照明は、刻々と移り変わる色も幻想的で、本当に素敵でした。街中でも、色とりどりのイルミネーションが各通りで光っていて、どの道も楽しめました。
また、住宅街では、慣習どおり、多くの家庭で窓辺にろうそくを飾っており、ゆらゆらと揺れるろうそくの炎は実に幻想的でした。
来年も楽しみです。
おもちゃの展示会 2005年12月04日

知り合いの日本人が、急に「おもちゃの展示・販売会」に行きたいと言い出しました。今週末、郊外の展示会場で開催されているのだというのです。専用バスが出るとのことですが、入場は有料。目的がなければ、行く気はしません。
何で今頃、おもちゃの展示会?と一瞬思ったのですが、理由はすぐに分かりました。もうすぐクリスマスだからです。街中のデパート、郊外の大型スーパーマーケットなど、どこでも12月に入るころから、クリスマスプレゼントのためのものが店頭を飾り始めます。最近は大人同士のプレゼント交換は省略される傾向にある、との話も聞きますが、子供用のプレゼントはさすがに彼らがサンタクロースがやってくるのを楽しみにして、プレゼントを待っているのか、と思うと、省くわけにはいきません。
そうです、この展示会は、子供のためのプレゼントを探さなければならない人には大変良いタイミングで開かれているのです。ついでに会場にはビデオゲームのゲームセンターも設置されているそうで、家族で出かけても、子供たちが退屈しないようにできているのですね。
日本では展示販売はたいてい、デパートの催事場などで行われますが、フランスではたいていの街に「Parc des expositons」と呼ばれる展示・催事会場があり、色々なフェアや展示即売会がそこで開かれます。ロックやポピュラー音楽などのコンサートもしばしばこのような会場で開かれます。
今回のおもちゃの展示会は今時の子供たちが好きなビデオゲーム類やロボット類だけでなく、昔懐かしいおもちゃや、手作りのおもちゃも売っているようです。私もプレゼントする相手がいるのなら、喜んで出かけていくのですけどね。
コトラ 2005年12月03日

コトラはアンジェのバス会社の名前です。バス会社が1つしかないためバス=コトラとして会話の中で使われます。
バスに乗ると切符を買うか、回数券などお持ちなら1枚運転者に見せなければなりません。切符を機械に通すと時刻が打たれます。
切符
1枚 1時間 1.1€
切符の時刻から1時間有効となります。乗り間違えでバスを乗り換える時、買い物が早く済んだ時、1時間以内なら切符1枚で済みます。
5、10枚綴りの回数券もあります。有効期限がないのでアンジェに長期間いるという方は回数券を買っておいて損はないでしょう。3€の1日乗り放題券を車内で買えるのでその日の利用回数を計算してから買われるとよいでしょう。
バスの乗り方
・ 番・・行きをバスの前の電光表示で確認して下さい。切符を買い、機械に通します。
バスの降り方
1つ前のバス停で次降りますという赤いボタンを押します。バス停に着くと、真ん中又は後ろのドアの横のボタンを押しドアを開けてから降りてください。
バス停によっては2分後にバスが来ますなどと表示されています。携帯電話をお持ちの方へはSMSというメッセージで自分のバスが来る時刻を知らせるサービスをコトラが始めましたのでご興味のある方はサイトまで。
http://www.cotra.fr.fm/
サロン・ド・BD 2005年11月28日

ベルギーの方が文化は盛んといえどフランスでもBD、アニメの人気も絶えることがありません。小学校教育の中で読書としてもBDを勧めています。
いくつかBDをご存知ですか?
タンタン アンジェにもキャラクターをコレクションできるような専門店があります。イラストからTシャツ、マグカップまで揃います。
アステリックス 映画は大人気でしたし、最新アルバムには事前予約が殺到しました。
夏休みに家族で行けるようにテーマパークもあります。
ティットフ この作品で作家は突如に有名になり、アニメファンでゼップの名前を知らない人はいないくらいのスターになりました。もちろん学校用品で男の子には欠かせないキャラクターの1つです。
他には定番のシュトゥンフがあります。
クリスマスなど、バカンスシーズンこれらのアニメが一日中見られるようにテレビの時間帯が組み込まれています。もちろんクリスマス前にはこれらのDVDがお店に勢ぞろい。日本のアニメもフランスで知られきました。何故か日本のアニメはMANGAと別の用語で区別されているようですが。
フランスのアニメ、BDファンの方またはアンジェにこの週末に寄られる時間のある方、
是非サロン・ド・BDへお越しくださいませ。
http://angersbd.free.fr/index.html
貸し自転車 2005年11月24日
リヨンの市内交通はとても便利にできています。メトロが何本かある上に、トラムも現在二本。トラムはさらに路線を増やすために建設中。バスも縦横無尽に至る所に通っていて、最新式の車体の電気バスがあるほどです。
しかし、困るのは、このリヨンの交通機関はストが多いということ。街自体がそんなに大きくないので、ストの場合は歩いて移動することも難しくはないのですが、歩きたくないなぁと思うときもあります。
そこで、登場したのが、市が主催する貸し自転車。貸し自転車、というと何だかオンボロ自転車を想像してしまいますが、実際は最新式で、防犯もしっかりされている自転車です。市内のあちらこちらに設置されていて、ちょっと隣駅まで、なんていうときも、さっと借りて、目的地の最寄の自転車置き場においておけばよい、というシステムです。
もし、その人が市内交通の定期券を持っていたら、毎回初めの30分は無料、その後は時間に応じて、使用料を払います。定期券を持っていない場合は、5ユーロ程度でパスを作り、その場合も使用時間に応じた料金を払います。そんなに高くありません。街中は基本的に土地が平らなので、自転車での移動はしやすく、また、自転車専用道路が設置されている道が多いので、運転も楽です。
ちなみに、フランスでは自転車は車両扱いとなり、自転車用のスペースが道にない場合は、歩道ではなく、車道を走ります。日本人にはこれはなかなか慣れない感覚なのですが。
見ていると、リヨン市民、かなり利用しているようです。私もぜひ近いうちに試したいと思っています。



