メイン | « 肥満傾向  アンジェ見本市 4月21日~29日 »

大統領選挙のしくみ 500以上のサイン 2007年03月07日

エリゼ宮.jpg

前回2002年シラク大統領は再選後、これまでの7年毎の大統領選挙を5年毎に変える提案の賛否を求める住民投票を行いました。結果が賛成〔oui〕であったため5年後の2007年が大統領選挙の年であります。第1回目投票日の4月22日を待ちながら毎日のように候補者の話題がマスコミだけでなく日曜日の家庭の食事にまで持ち上がるようになりました。

大統領選挙に立候補するに必要な条件でここのところよく耳にする500以上のサインについて説明します。前年度サインしますといった約束状の送付後、今月より『私は○○候補を推薦します』といった内容の正式な書類にサインして立候補宛に送ります。送り主?最低30県以上、500人以上の市長、市会議員、国会議員、ヨーロッパ会議員です。立候補者は3月17日から4月2日までに届いた書類を憲法議会へ送付する義務を生じます。そうして初めて公式な立候補者として任意され、政府から153000€の援助を受けます。本日3月7日現在で500通以上の書類の獲得が確実と認識されているのは民衆運動連合(UMP)のサルコジ候補、社会党のロワイヤル候補、中道派フランス民主連合(UDF)のフランソワ・バイルー候補、共産党のビュッフェ候補の4人です。前回の大統領選挙第1回目の投票に於いて多数の票を獲得した極右政党国民戦線ルペン候補を推薦した市長、議員が批判されたため今年度ルペン候補は500通の書類の収集に困難しています。一般に立候補希望者で500通以上の書類を得るのは3分の1に限定されるそうです。

しかしそこで諦めないのがフランスのよいところ。
『いっそのことこの推薦のシステムを滅亡してしまえばどうだろうか?』
フランスでは原点を覆す考えが頻繁に出ます。こういったアイデアの違いにまで国の違いが影響されるものです。


このブログは日仏文化協会が運営しています