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RER での大失敗 2006年08月30日
まだ学生初めて間もない頃のこと、思うと今でも悔しい失敗談があります。週末に、専門学校で同じ
クラスで仲良くなった子の実家宅のバーベキューに呼ばれました。パリからRERで20分くらい行った
郊外の庭もある素敵なお宅でしたが、その頃RERがなんだか良く分かっていなかった私の乏しい交通
機関の知識のせいで、楽しい思い出よりも悔しい思い出となってしまった一件。
留学生の方にはパリのメトロの乗り方同様ご案内しているように、RERという高速地下鉄網があり、
パリ市内はメトロ同様に使え、RER間でも乗り換え自由、何駅乗っても乗り換えても出口さえ出なけ
ればチケット一枚でOKですが、同じRERでパリから郊外に出るときは料金に注意が必要なのです!
まず、もし途中で気が変わったとしても残念ながら日本のように”乗り越し”という制度がありません。
郊外高速線(RER)はどこの駅まで行くのかで料金が少しずつ変わり、パリから乗車する際でも、
目的地までの料金のチケットを乗車前にもとめ、改札をとおります。その有効なチケットがないと
目的地についても出れません。ここも出口ではチケットを通す必要のないメトロとは違うところです。
さてチケットが無効だったりすると改札のバーやドアががんとして通してくれないのですが、なかには
初めからチケットなど買わずに、バーの上を飛び越えている勇敢な人もいます。
でも、さすがにこれはやめておきましょう。
その日私はメトロのチケットしか持っていなかったので目的地の駅で出られませんでした。困った。
でも待ち合わせもあるし、何とか出なくては。当時はなぜ出れないのか?と不思議に思い(ナイーヴ)、
それから「あぁそうか、運賃が足らないのかも!と思いつき、では乗り越し精算はどこでするのだろう?
とさらに疑問。では駅係員に訊いてみよう、とうろうろ。通りがかりの人は困っている私に、
バーの下からくぐって出れば良いじゃないかと示唆してきましたが、どうも良心が許さず、さらにウロウロ
しているうちに、どこからかRATPの制服を着た人が登場。つたないフランス語で状況を説明
しましたが、有効なチケットを持っていないということだけを確認され、しっかり罰金を請求されました。
話では、運良く親切な人にあたれば罰金もなく通してもらえたり、差額を払って出してもらえたという
人もいますが、運悪く私のように厳しい人、もしくはその日気分がのらない係員に当たると災難です。
故意でなくともしっかり一定の罰金を請求されます。貧乏学生やっていた私には大変いたーい
出費でした。お気をつけください!
お水の話 2006年08月29日
パリは13区、国立図書館の傍に今夏オープンした、話題のセーヌに浮かぶ船上プールJoséphine Baker は、オープンからまもなくして一時閉鎖となっていました。なんでもプールの水はセーヌ河の
水を浄水したものを使っているらしく、一時衛生基準に達していなかったため、あわてて一時閉鎖
処置にでたとか。
夏が始まってから現在までフランスの一部の県ではずっと節水令、水の使用制限が行われています。私の暮らす地域では幸いないのですが、家庭用プールはともかく、特に農業用水や工場などの水の使用が制限されているようです。あちこちの広場に噴水もたくさんあるし。。。
日本と違って、個人で使った水のお値段が直接分かりにくいフランス(家賃や管理費に含まれる場合が多いため)ですが、いったいどのくらいなの?と思ったことはありませんか。
パリ市によると、パリの水のお値段は、1m3 あたり2.50ユーロ。これはイル・ド・フランス地方の中でも最も安いほうなのだそう。フランスではそれぞれの市や町で、遠くにある水源から水道橋をつたって取り込んだり、管理システムの違いから、水のお値段が違ってくるわけです。そう、お隣の市でも場合によっては水源が違うこともあり、含有物質量も、定められた範囲ながら、少しずつ差があるんですね。また、夏冬のバカンス時にだけグッと人口が増える町などもその間の水質は若干違ってくるそうな。

SUSHIブームの悪影響? 2006年08月24日
今年からアンジェにもついに日本食を食べられるレストランができました。アンジェ人にはまだまだ『日本食=SUSHI』といったイメージがあるようですが。数ヶ月前にオープンした中華食材のお店でお味噌があることを発見した私。アンジェも便利になってきたわ・・・と1人で店内にて喜んでいました。もちろん家に着くと同時にこちらに日仏文化協会より留学に来ておられる生徒さんにすぐメールにてお知らせしました。
ところで、お寿司と刺身ブームで外国人もマグロを好んで食べだしてきた現在、マグロの急激な減少が心配され話題になっています。日本でもお刺身の値段が上がってきたことや同じ値段で量が少なくなったことを感じた人もおられるはず。マグロの90%の輸出先が日本で、しかも高値で売ることができることを知っている漁師によっては世界のマグロ漁の年間の最大量を守らず、産卵期間にも漁をするのでマグロが減る一方であるとか、環境を守ることが最優先の機関グリーンピースは漁をストップさせるべきだとか言います。フランスにはブルターニュ地方などマグロ漁で生計を立てている人がいます。夏休みが終わった政治家は何か解決方法を提案するのでしょうか?マグロはサーモンのように養殖することはできないのかな?

みだらな格好には罰金を
パリプラージュも終わり、パリ人もぼちぼちバカンスから戻り始めている今日この頃。それでも、
パリの街の各名所にはまだまだ外国人観光客の姿が尽きないけれど。
朝夕がめっきり肌寒くなった最近では、あの七月の寝苦しいほどの暑さがまるで夢だったかのように、
確実に夏の終わりを告げ始めている。水着も、もうあまり出番がなくなるときがまたやってきたのだ。
数年前に南仏で、そうとは知らずに出くわしたヌーディスト海岸。最初はちょっと臆してしまったけれど、
慣れてくると、自然にそうするのが当たり前のようにも思えてくる不思議な現象だった。しかしこの
考えは、パリプラージュという首都パリ=都会に存在する海岸には適用しないのだった。
後日談になってしまったが、パリ市は、このパリプラージュでは、トップレスとTバック姿での利用は
禁止!という処置を決めたそうだ。
なんでも場所柄、いろいろな宗教や思想の外国からの訪問者も多い上、青少年にも悪影響である
というのが主とした理由だそうだが。規律を守らずに、’みだらな格好’をした人には38ユーロの罰金が
課されるとか。でも私、一度しか行きませんでしたが、Tバック姿の女の子ちらほら見かけたような
気がしましたけどー。。。
~ヴァカンス便り~ 2006年08月10日
フランス人のヴァカンス紹介
以前海派のフランス人が8月に、山派のフランス人が学校の冬休みのある2月にとヴァカンスの取り方が分かれましたが、前回説明したようにヴァカンスの日程が増えて以来、夏、冬両方にヴァカンスに出かけるフランス人が多くなりました。ヴァカンス資金も相当かかるはずと密かに思う私。
子供の7,8月の夏休み中、未だに60%のフランス人が8月にヴァカンスを取ります。理由?昔晴天の日が多かったから。3~4週間続く休みなので7月15日~8月15日とか8月1日~21日までとかパターンはいろいろ。今年の旅行傾向としては国内人気復活です。交通手段は自家用車。キャンピングカーで国内旅行をする人も少なくはありません。目的地は?海岸沿いのキャンピング場。Mobile Homeの人気も上昇中です。海岸沿いといっても北はブルターニュ地方から、ロワール・アトロンティック地方、ヴォンデ地方、南仏まで選択肢は広いですよ。1日の暮らし方は、朝寝坊、海で半日〔海水浴、日焼け、砂遊び、読書など〕、アペリティフ、バーベキュー、夜はキャンピング場や市内のイベント・フェスティバル参加。他にも朝市に行く、サイクリング、ペタンク、近くの観光などあります。
そしてヴァカンス2週目に入るとやってくる仕事が家族や友達への絵葉書書き。『○○にて晴天に恵まれた楽しいヴァカンスを送っています。』天候によりムードが変わりやすいフランス人に晴天は欠かせないものです。絵葉書を郵送する際にはヴァカンスの絵の付いた切手をお忘れなく。

ヴァカンス文化のフランス 2006年08月08日

「ヴァカンスをいつ取られますか?」
フランス人にとっての一年の最大の楽しみとも言える夏のヴァカンス。労働時間が週39時間から、35時間に減り取れるようになった休暇RTT〔Réduction du Temps du Travail〕のおかげで連休を作り年中小旅行に出かけやすくなった現在でもやはり夏のヴァカンスは誰もが待ち遠しいものらしいです。
夏休み中の7,8月のフランス〔小学校で約2ヶ月、大学生約4ヶ月あります。〕には静かでゆっくりとしたムードが漂います。
「仕事が進みにくい。」という不満もありますが、ヴァカンスより戻り仕事に復帰したストレスのないフランス人の非常に親切な態度〔普段は無愛想?!〕を考慮するとヴァカンスの必要さを感じずにはおられません。政治家達でさえ8月に2週間のヴァカンスを取るくらい。
「ヴァカンスに行かない。」と答えたら「月末で食料品に費やすお金がない。」とでも言った様な表情をされます。
「そう・・・」〔きっと・・・の中に同情が含まれているはずです。〕
フランス語にヴァカンス産業、7月にヴァカンスに出かける人、8月にヴァカンスに出かける人といったボキャブラリーが存在するくらい発達したヴァカンス文化。デザイナーの高田賢三氏がパリにて覚えた言葉ヴァカンスには私もすっかり慣れてヴァカンス計画を楽しむくらいになりました。
一番退屈で歓待心なしはだぁれ 2006年08月06日
先ごろネット上で行われたアンケートで、フランス人は最も、退屈でうんざりされられる人々、歓待心が
最も少なく、最も寛大さに欠ける、というあまり光栄でない結果をいただいた。
これは Where Are You Now?という旅行を愛する人向けのサイト上で、世界の国の中で一番・・・
なのは?という4つの質問を約3000人にしたアンケート結果だった。
総合的にワースト1はフランス、ついでドイツ。なぜか英国は4つの質問中どれも10位以内に入らな
かったそうだ。。。
皮肉なことにWAYNの創立者ジェロームさんはフランス人。この結果に驚きこうコメント。
フランスがこんなに悪く評価されているとは思っていなかった、正直言って驚いた。おそらく我々の
ロマン派気質が理解されていないのだろう。今後私レベルだけでも、友人知人を通じてツーリストに
もっと気持ちよくフランスを旅してもらえるよう努力していくつもり。
- 期待しています。ジェロームさん。留学生も勉強にコミュニケーションにと、馴染みやすい国となって
今後ますますフランスで勉強したい!という雄志を抱いく人が増えていきますように。
他国の人から見たこの国民性、確かに結果には納得できるものあります。悪気はなくても、
私たちには、なかなかフランスのむら気な’ロマン派気質’は手に余るところがあり、理解するのに
ちょっと時間がかかりますから。
パリの水をデザイナーズ・カラフで 2006年08月04日
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暑いときは、とにかく水をよく飲むようにといいます。運動している人だけではなく、街中でも道行く
人々がよく水のペットボトルを抱えているのを目にする今日この頃。
フランスといえばミネラルウォーター。日本でも飲まれている有数の水ブランド名がいくつかすぐ頭に
浮かびますね。概して、フランスの水は硬水でよくないから、飲用水にはミネラルウォーターを買わ
なくてはいけない、という説も根強いのが実態。
その一方、パリに住む人々の半数の当たるおよそ49%が、市販のペットボトルではなく、水道水を
常飲しているという結果を目にしたことがあるけれど、本当でしょうか。
パリ水道局は、さらに多くの市民が安心して水道水を飲んでくれるよう、イメージアップを図るべく、
昨年の春、オリジナルの水差し(カラフと呼ばれる)、「オー・ドゥ・パリ」を発表しました。
そのデザインを手がけたのは、ポンピドーセンターの近代美術館にも作品を提供している昨今注目
の家具、オブジェデザイナー、ピエール・シャルパン。
シンプルなガラスのカラフに、青のグラデーションで「オー・ドゥ・パリ」のロゴ入り。実用的で美しい、
飽きの来ない実にパリジャンらしい、いでたちなのです。今度カフェに入ったら探してみましょう。
ポンピドーセンター内のミュージアムショップや食器店の一部でも10ユーロ前後で販売されているので、ちょっと重たいけれど、パリのオリジナルなお土産にもいいかもしれませんね。
お店のリストはこちらから;
http://www.sagep.fr/cgi/carafe/carafe.shtml
ご注意!フランスで運転 2006年08月02日
つい先日、日本から友人家族がパリに観光にやってきました。2日間の案内役として頭を痛めたのが、
ご家族には子供がたくさん(といっても3人ですが)、で、まだ小さな子供もいるし、今回は足が少し
弱いお婆ちゃまもご一緒ということで、大型美術館や人ごみを避け、あまり歩き回らずに、でも
はずせない観光名所と要写真撮影のポイントを効率よく回らなくてはなりません。
滞在終盤、どうしてもゴッホのゆかりの地、オーヴェルシュルオワーズと、モネのジベルニーに行きたい
とのことで、旦那さまががんばってレンタカーを借り皆で出かけたのだそうですが、行きの自動車専用
道路からの分岐で、危ない目に遭ってしまったという報告を受けました。
進路変更路線を超えて割り込んできた車に、びっくりし急ブレーキして、後続の車にクラクションを鳴ら
され思い切り罵倒されていささか落ち込んでしまったそうです。
まったく手に取るように想像できる光景です。
日本人ドライバーにとっても、慣れない左ハンドルに右側通行、右側優先法、違ったメンタリティー、
知らない道路・・・と難しい要素はつきません。昨年も知り合いがパリ市内の円形交差点で事故に遭っています。
4月半ば、フランス版「交通安全・マナー週間」があり、フランスのドライバーもこれで少しは我が行い
を振り返り、マナー向上につながってくれることをつい願ってしまったが、数日前のブログに書いたように、フランス人の、いや特にパリ人の運転マナーの悪さは世界的に定評があります。
そして日常、野蛮な運転を目にすればするほど、私はこの人たちと一緒には運転したくない、と思う
ようになってきてしまうのです。最近では休暇で田舎に行った時以外は運転しないという、ほぼ
ペーパードライバー化してきました。
時々英国に行ったり、日本に帰国して運転すると、概してドライバーのマナーのよさに感心して
しまうのは私だけではないはず。。。

やっぱり日曜日は働いちゃだめ? 2006年08月01日
シャンゼリゼ通りのランドマーク的ショップといえば皮革製品で有名なLV。暑くても寒くてもつねに
多くの(外国人)客が店内に店外にあふれています。もちろん、そりゃぁ有名だし、一度は話の種に
店に入ってみよう、という冷やかしも多いかと思いますが、日本人にもやっぱり根強い人気ですね。
今年4月24日から、一般的にはフランスではご法度の「日曜日も営業!」を宣言し店を開けていたが、
6月初に、やはり日曜休業を命じられこの試みは一時のものに終わった・・・かのように思えたが、
最近またそれが覆され、晴れて日曜営業を再開したのでした。
ちなみに店をあけていた週末のおかげで、同時期の売上高は前年比2倍になったとか。
こういったケース以外に、普段、日曜日はお店みな閉まっている!が定番のフランスでも、大型
スーパーなどでは時折、日曜、祝日に特別営業することがあります。そんな日は待ってました
とばかりに人が大勢押しかけてくるので、普段から長い長いスーパーマーケットのレジ待ち時間が
さらに長く・・・。私などは、そういう日にはおそれをなしてあえて行かなくなりましたが。
つまり、もし日曜日にお店が開いていれば、フランス人だってお買い物したいのはやまやまなのだ、
ということがここでも分かるのです。ではなぜ一般的に店を開ける習慣がないのか?
カトリックの伝統?商売っけのなさ?労働者の休日の尊重?
慣習と景気回復のジレンマ。今後どちらが勝っていくのか・・・



