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フランスで芸術を享受する 2006年04月03日

ご存知のように芸術に寛容な国フランスは、昔から多くの芸術家を輩出してきました。外国出身の
アーティストの卵も、フランスでその才能に花を咲かせた輩も少なくありません。
時は変わって今日でも、普段から気軽に芸術に親しみふれることが、日本よりもっと広い年齢層に、
日常的に行われているような気がします。
美術館で子供たちの団体に出くわしたことのある方も多いと思いますが、フランスの子供たちは、
学校の校外授業として、むかし私たちが美術の教科書でしか見たことのなかった数々の名画、彫刻
等に実際に対面して授業を受けられるのです。本物の作品の前で、教師がこれはどういう作品かと
質疑応答したり、「ではこれからこの油彩画を模写してごらんなさい」などとやっていますから、なんて
恵まれているのでしょう!
さて大人になっても、特に26歳未満や学生であるうちは、映画でも美術館でも学生割引が適用され
お得です。さらにうれしいのは、美術にしろ写真にしろ、学んでいる専門に関連した美術館や博物館等で
学生証を提示すると、入場料が免除されるか少なくとも割引になることです。

私がパリの写真学校の学生をやっていた頃は、授業の後や週末に本当によく国立写真センターに
通ったものです。残念ながらこのセンターは現在は運営を休止してしまいましたが、その代わりに
パリのコンコルドにあるJeu de paumeと、マレ地区のHôtel de Sullyが、写真をふくむバラエティに富んだコンテンポラリー・アート系のエクスポジションを定期的に行っています。

ジュ・ド・ポームのほうはチュイルリー公園の一角に位置し、天井の高いモダンな建物。映像のインスタ
レーションを使った展示がよく行われます。大きな窓から望む公園やコンコルド広場の景色がとても
パリ的です。オテル・ド・シュリーの方は、マレ地区らしい古い建物が軒を並べる地区に位置し、
オテル自体もどっしり風格ある17世紀の建造物です。美しい中庭はヴォージュ広場につながっています
からここからの散歩もおすすめです。
(いずれも美術や写真の学生適用料金は、サイト等に特に明記されていなくても入場無料になります)


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