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反CPE(初採用契約)デモの結果 2006年04月20日
社会人がデモをやめた中、高校生、大学生と学生のデモはなかなかやめられない状態にある。社会人はストライキをするたびに給料が減るので学生さんはその点気が楽だからとも言えるが。フランスで今年は一番遅くにバカンスが始まるアンジェでも週末にはパックのバカンスに入るので、デモの話を聞く機会が減った。デモとバカンスの両立は難しい様子。学生もマクドナルドなどバイトが始まるからとの校長先生からの返事だった。
最近のニュースはデモによる悪影響。
学校 机、椅子の破損、壁の落書きとこれらの被害額は想像外。壊すことしか考えていないように思いがちでデモの意味が失われる気がするのが残念である。
中心の商店街 デモ行進の日の利益は半額以下。大都市ではショーウインドーの破損。
生徒 ほぼ2ヶ月の授業無し状態の結果バカンス中にも授業があり、宿題は山ほど出る。高校3年生はセンター試験にあたるバック試験が近づく。先生は授業の遅れを取り戻す時間はないだろうとのコメント。大学生はバカンス中にはバイトがあるので、学校へ行く時間はない・・・
ここまでは私が予想していた通りであった。そのあとニュースで耳にしたこと。
献血センターのストック不足。
普段献血に来る人がデモ行進で忙しかったことが原因らしいが意外なところでデモ行進の影響があることに驚かされた。
アンジェ見本市 4月22日より 2006年04月18日

毎年パックの後に10日間エキスポ会場にて開催される見本市。アンジェ人に行くか尋ねると必ず返ってくる答えは「分からない。時間があれば・・」
見本市の具体的な内容を説明すると
毎年ひとつの国がテーマとなり取り上げられ、伝統的なダンスや劇が観られて周りにはおみやげや特産品が売られています。今年のテーマはフランス人にはいかにも神秘的で東洋を感じさせるヒマラヤです。
マイホームがある人へ 家具や装飾から、(フランス人家庭にはまだ馴染みのない)マッサージ器やベランダ、暖房機の設置まであらゆるメーカーがそろうので説明からアポイントまで一日を有効に使えます。
食べ物のコーナー リンゴやチーズ、ワインなど地方の特産物を試食してから買える所です。またおやつにお腹が減った子供にはクロワッサンも売られています。
アンジェ人の大好きなミ、ミ、ミラクルコーナー(映画で有名なフレーズより) 生活必需品とはいえなくても『あったら(多分)便利』というたくさんの商品の使い方をデモンストレーションで教えてくれます。値段が割高でもデモンストレーションの素晴らしさに納得して買ってゆく人が多いところが興味深い。ミラクルコーナーを目的に見本市に来る人もいるくらい。
5月のパックのバカンス明けに会う人との会話はやはり、「見本市で見た○○は・・・」 やはりみんな見本市へ行くのが前提なのでしょうか?
詳細はhttp://www.angers-expo-congres.com/index.php?rubrique=accueilまで
さくらさくら 2006年04月13日
あちこちに桜が咲き始めました。今年は冬が長引いていたのか、3月も寒い日が続き例年より遅めの
スタート。
まずしだれ桜や、小さめの、花びらの色の薄い桜が咲き始め(近所にある桜が「ソメイヨシノ」種
なのかどうかは未確認)、その後、色が濃いめの八重桜が咲きます。
先日、パリの南に位置するソー公園の近くを車で通ったついでに、ちょっと足を止めて園内をすばやく
散策してみました。この大きな公園には、桜の沢山ある一角があって、開花の時期にはそれは美しい
風景を織り成すのです。
何年か前に、この公園に満開時にきて友人たちと日本式お花見をしたのを思い出しました。
行ってみてびっくり。うちの近所の桜は、薄いピンクのも濃い目のピンクのも、もう咲き始めているのに
ソー公園のはまだかたいつぼみでした。ふと桜並木の端のほうに目をやると、どうも日本人らしき
グループが、残念ながらまだ咲いていない木の下に敷物を敷き、風が意外と強いのでお酒(?)の瓶や
コーラのボトルで敷物をおさえお食事中でした。ここに毎週来ているという自称地元人によると、
満開なるのはどうも今月末まで待たないと・・とのことでした。
日本のお花見が恋しくなっている方、パリ郊外での花見はいかがでしょう。
電車ならRER B線 Croix de Berny駅下車が便利ですよ。
電気、ガス、水、インターネット・・・ 2006年04月10日
電気、ガス、水、インターネット・・・これなんでしょう。そう、毎日の生活に欠かせないものです。
たががインターネット、されどインターネット。なくても命に別状ないじゃないか。もっともでございます。
しかし一度この便利な文明の利器を使い慣れてしまうと、突然なくなられた日には、あれも出来ずこれも出来ずと、なんともお粗末な状態になるのです。
3月も終わりに近いある日、我が家で突然ネットがつながらなくなった。普段からどこかの電話番号や営業時間を調べるにも、知り合いとの連絡も、情報は何でもインターネットでちょこっと調べれば・・という癖がついていたので不通になってしまって初日から困ってしまった私たち。
折りしもその翌々日から日本から友人一家がパリにやってきてネットなしの時期と重なり、あいにく借りてきた少し古いガイドブックしか持っていないとのこと。我が家のもそうだ。
訊かれた観光スポットの開館時間や休館日を調べ確認するのにネットの大切さを思いきり実感してしまった。おまけにお勧めしたいレストランに一緒に行こうと、情けないことに、予約しようにも電話番号も紙にメモしていなかったため調べるのに一苦労。
とにかく早く苦情の電話をせねば。有料の電話番号 082X XXXXを回し、誰かが電話口に出てくるまで待たされること約10分!やっと電話口にでたお兄さんに状況を説明し、文句をたれる。分かった、係の者に伝えて技術者から直接、お宅に伺うためのアポを取る電話をさせるから・・となだめられ電話を切る。その日は待っても電話はならず、翌日になっても一向にかかってこない。{やっぱり。そんなことだろうと思った。。}どうも仕事の仕方に信用がならないが、毎回高くつく電話を掛けるのがいやでもう一日待ってみるが無駄だった。再度の催促電話でやっと技術者を2日後に送るという具体的な話にこぎつける。え、2日後って、うちもう先週からずっとネットなくて困っているんですけど。
翌日なぜか同会社の”下見”の人が突然やって来る。思い切り不便だという文句を浴びせ、気分的にはかなりすっきりしたが、技術者は明日本当に来るのだろうか、という不安がぬぐえない。しかも、彼が来る可能性のあるという時間の指定がめちゃくちゃ広いので、ほぼ一日それを待てと言われているようなもんであった。当日朝から今か今かと家から出ずに待ってお昼を過ごす。そして午後の後半ついに技術者が参上。幸いケーブルのプラグだかを取り替え、なにやら触ったら直ってくれたのでその夜からネットが復活したが、つくづく修理のお願いをするのに疲れ、短期間来仏した友人のためには、情けないことに大した情報提供もしてあげられなかったのが悔やまれる。
それにしても何度も催促しないときちんと動いてくれないというのは本当に困りもの。フランス語にあまり自身のない留学生の方には、こんな時駐在員のサポートがあれば心強いはずです。
そして我が家はネットやメールに依存していた、しすぎていたということに気がつかされた8日間でした。
パック(チョコレートの誘惑)

私はカトリックの幼稚園へ通ったのでイースター祭には自分でゆで卵に飾り付けをして家に持ち帰りもったいないけれど殻をむいてから少し色づいた卵を食べるというのが伝統でした。
フランスではこのゆで卵がチョコレートに変身します。(大人である私にもこの喜びは表現しがたいものでした)パックの数日前。毎朝パン屋さんに並ぶチョコレート。形は卵、ニワトリ、魚、鐘・・・。ニワトリの中には卵型の小さい飴が入っていることも。パックがクリスマスに次いでフランス人がチョコレートを多く消費する時期なのは最も。私も先週から誰かの家に行っては卵型のチョコレートを食べています。
アンジェの伝統 鐘がパックのチョコレートを各自の庭に運んできてくれて丁寧に隠してくれます。おやつの時間あたりに子供たちは各自籠にこのチョコレートを拾い集めるのです。パパ・ママのお家、おじいさん・おばあさんのお家・・・と大家族の場合、訪問件数が多くなります。だから翌日の月曜日も休暇なのでは?といつも思う私。2日にわたってチョコレート拾いをする人もすくなくはありません。またアンジェ郊外のブリサック城へ有料のチョコレート拾い集めに行く人もいるようです。今年は頑張ってお昼ごはんへ招待しようという人は朝からチョコレートを隠し、子羊のお肉の料理をしてください。臭いが強いのでニンニクが欠かせません。
「では雨の日にはどうするの?」
「気にせず外へ出る。」と答えられました。春に雨が降ることは少ないので・・・ということだそうです。
フランスで芸術を享受する 2006年04月03日
ご存知のように芸術に寛容な国フランスは、昔から多くの芸術家を輩出してきました。外国出身の
アーティストの卵も、フランスでその才能に花を咲かせた輩も少なくありません。
時は変わって今日でも、普段から気軽に芸術に親しみふれることが、日本よりもっと広い年齢層に、
日常的に行われているような気がします。
美術館で子供たちの団体に出くわしたことのある方も多いと思いますが、フランスの子供たちは、
学校の校外授業として、むかし私たちが美術の教科書でしか見たことのなかった数々の名画、彫刻
等に実際に対面して授業を受けられるのです。本物の作品の前で、教師がこれはどういう作品かと
質疑応答したり、「ではこれからこの油彩画を模写してごらんなさい」などとやっていますから、なんて
恵まれているのでしょう!
さて大人になっても、特に26歳未満や学生であるうちは、映画でも美術館でも学生割引が適用され
お得です。さらにうれしいのは、美術にしろ写真にしろ、学んでいる専門に関連した美術館や博物館等で
学生証を提示すると、入場料が免除されるか少なくとも割引になることです。
私がパリの写真学校の学生をやっていた頃は、授業の後や週末に本当によく国立写真センターに
通ったものです。残念ながらこのセンターは現在は運営を休止してしまいましたが、その代わりに
パリのコンコルドにあるJeu de paumeと、マレ地区のHôtel de Sullyが、写真をふくむバラエティに富んだコンテンポラリー・アート系のエクスポジションを定期的に行っています。
ジュ・ド・ポームのほうはチュイルリー公園の一角に位置し、天井の高いモダンな建物。映像のインスタ
レーションを使った展示がよく行われます。大きな窓から望む公園やコンコルド広場の景色がとても
パリ的です。オテル・ド・シュリーの方は、マレ地区らしい古い建物が軒を並べる地区に位置し、
オテル自体もどっしり風格ある17世紀の建造物です。美しい中庭はヴォージュ広場につながっています
からここからの散歩もおすすめです。
(いずれも美術や写真の学生適用料金は、サイト等に特に明記されていなくても入場無料になります)
"Poisson d'avril !?" 四月のお魚とPAQUES 2006年04月01日

今日は「4月のお魚」の日。そして少し前からスーパーやパン屋さんに、卵やうさぎの形をしたチョコレートがいっぱい売られています。これらは今月16日にやってくるPâques(イースター)のお祭りのシンボルです。今日1日はフランスでは特別に「ポワソン・ダヴリル」と言って、紙に書いた魚でちょっとしたいたずらをするという風習があります。と言っても、大人はこれといって特に何もしないことが多いので、つい忘れがちですが、先ほどうっかり「桜が満開だから近くの公園に来て!」と、知り合いのジョークのワナにはまってしまいました。本当はまだ咲き始めの段階です。
そういえば先週あたりから子供たちが、幼稚園や託児所で色とりどりの魚を作って持ち帰ってきてまし
たっけ。1日は、Pâquesの初日であり、昔からPâquesといえば春が来た!という観念があるそうです。
今年は4月16日がPâquesの日にあたり、この日までは神話に出てくるうさぎや鶏、卵のチョコレートがあちこちで買えます。そして翌17日の月曜日は"Lundi de Pâques"といって祝日になりお休みです。
でもなぜ「4月のお魚」なの? この風習の歴史をたどると時は16世紀、1564年までさかのぼります。
シャルル9世という人がこの不思議な「4月の魚」の鍵を握っているようです。
世間にはポワソン・ダブリルの成り立ちに関していろいろな説があるようですが、ひとつには、その年、
王は1年の初めを4月1日から、1月1日に変えることに決めたという王令を出した。民衆の中には賛成する
ものも多かったが、中には、特に年配者は突然の変化に反対していた。その”保守派”の人たちは他の
民衆から、頭の後ろに魚をくらわされた、という説・・・。
年の始めであった4月初に贈り物や心づけわたしたりをする習慣があった。
それが年始が4月から1月に変わったので、その贈り物の時期も変えざるを得なかった。が、一部の人
たちは変化を嫌い4月に贈り続けていた。時代とともに、この4月の贈り物が小さな冗談交じりのプレゼン
トに変わり、さらに近代になって人をわなに掛ける物に変化していった、という説・・・
今日では、この習慣は主に子供たちの間で、紙で作った魚を誰かの背中や後頭部に張って、それに気が
つかないのをひやかす。。など単なる遊びで行われるだけとなっています。
この日はちょっと背中に気をつけて。何かこっそり張られているかもしれませんよ・・・



