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デモと民族問題 2006年03月18日

のんびりとした土曜日の午後、ちょっとした買い物のために、街に出ました。現金をおろそうと思って街を彷徨っていると、向こうの方から、国旗を掲げた集団がやってきます・・・。

トルコの旗をみな掲げていました。何故トルコの人々がデモ行進をしているのか、訳が分からず、立ち並ぶプラカードを見ているうちに察しがつきました。

近く、リヨン市内のある広場に記念碑が建つのですが、それは在フランスのアルメニア人協会の懇願によって設立されるアルメニアで起きた大量殺人に関する記念碑なのです。そしてそれはトルコが加害者として理解される碑となるのです。

フランスのアラブ系住民はやはり、マグレブ系の人が多いのですが、トルコ系もかなりいます。

そして、この記念碑建立に反対して、リヨンと周辺のトルコ系住民が怒りとその撤回を求めるため、デモ行進を行っていたのです。

折りしも、CPE問題のため、フランス各地でストライキやデモ行進が起きており、この土曜日も、その前にリヨン市内でもCPE反対を唱える学生達のデモ行進が行われていました。

そんな、国と市民との緊張関係の中、更なるトルコ系住民のデモ行進。大変物々しい雰囲気が街中に流れ、機動隊と警察がその前後を見守り、回りで見守る一般市民との衝突もあちらこちらで起きていました。

もちろん、我々部外者が被害を受けるようなことはなく、ただ、街中を走るバスは市内を通ることができなくなり、また、道もあちこちが閉鎖されて、市民は迂回をして目的地まで歩かなければならなくなりました。

CPE反対運動もそうですし、本当にフランスではデモ行進や市民による抗議運動が盛んです。フランス革命が起こったように、つくづくこの国は戦う国なのだ、と思いました。


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