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スリに注意! 2006年02月24日

少し前までパリのメトロ1番腺を通勤に使っていた私が、いやでも週1度くらいは目にしてしまうのが
この線の地下鉄車内でのスリ。それもたいてい日本人かアメリカ人観光客が被害者となっています。
日本人はちょっときれいめな格好をしていれば、観光客でなくてもやはり狙われてしまうのです。
残念ながら昨日もまた犯行を見かけてしまったので、ここでサポート情報として簡単に解説しておこうと
思います。
メトロ1番腺は凱旋門、シャンゼリゼ大通り、コンコルド広場、ルーヴル美術館、レアール、マレ、バス
ティーユ・・・と主要な観光地をカバーしていてとても便利。乗り換え駅も多いため、特にツーリストが
必ずと言っていいほどよく利用する線です。
こいったメジャー区域では昼夜問わず利用者も多く、車内はいつも混雑、スリの仕事をやりやすくする
条件がそろっています。スリは常連なので一部の人間には顔を覚えられています。それで時々、一番線のメトロ運転手の中に「今この駅から何両目あたりにスリが乗車したから気をつけろ!」とアナウンスして注意を促してくれる人もいます。
では具体的に危険区域は?と言うと、エトワール広場からルーヴル・リヴォリ間が最も要注意区域と
言っていいでしょう。シャトレやバスティーユあたりもつねに混んでいますが、乗っているのは暮らして
いる人々がメインですので、スリのターゲットがあまり見当たりません。よってスリはエトワール-
ルーヴル・リヴォリ間を往復して仕事をしているのです。もちろん日本人街といわれるオペラ座界隈
にもよく出没しています。
スリはたいてい複数で行動していますが、そのうち一人がターゲットに向かって、わざと分かりにくい
言葉で時間をたずねたり、何かを見せて気をひいている間に、もう一人がかばんを開けて財布などを
抜き取ります。バッグは斜めがけにしていても開いたままだったり、開け口に簡単に手が届けばスリ
防止にはなりませんし、リュックも後ろには目が届かないので×。さすがはプロ、実にすばやくファス
ナーを開けて中身を探るのですから。そして次の駅に着きドアが開くと降りて、次なるターゲットを探し
ます。ドア付近に乗っている場合、ドアの閉まるちょっと前に力ずくでひったくり、周辺一同「あっスリだ」
と思っても後の祭り。すごいタイミングでドアが閉まり、スリはホームで万歳!ってなことにならないよう
に。
もうひとつのよくある手口は乗り換え中のエスカレーターの降り口で。前にいるおとりの人間がわざと
降り口手前でつっかえ後続の人が進めなくなっている間にもう一人が後方からバッグやポケットを襲い
ます。いずれもまずはスリに目をつけられないように気をつけることが大事です。
降りる駅や乗り換えは前もって路線図やルート検索サイトで見てメモしておき、地図をあからさまに広げ
たりしない、車内や乗り換え通路できょろきょろしない、高価そうなものを持ち歩かないなどが基本です。
http://www.ratp.info/informer/anglais/index.php


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