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運転免許証書き換えの罠 2006年01月27日

今、私の周りで二名、日本の運転免許証を持っているのに、フランスの運転免許証への書き換えが出来ず、教習所に通って試験を受けないとフランスで運転できない羽目に陥っている人がいます。

フランスに学生ビザ、あるいはワーキングホリディビザで来ている場合には、運転免許の書き換えはできません。フランスで運転したい場合には国際免許を取得して運転することになります(フランスの車は大部分がマニュアル車ですが)。しかし、その後結婚をしてそのままフランスに住むことになった、フランスで仕事をすることになり、就労ビザに変わった、などという場合には、新しいタイプのビザの申請の時から一年以内に、日本の免許証の法廷翻訳をつけて、県庁に免許証の申請に行かなければなりません。そうそう、フランスの運転免許証は更新なし、一度もらったら、死ぬまでその免許証を使います。そして、その期限内に申請しないと、日本の免許は無効となり、フランスで免許を取らねばならないのです。

私の友人達は、一人は結婚のために渡仏、もう一人は学生としてフランスに渡った後、現在は就労ビザでフランスに住んでいる、という人たちです。

ちなみに、フランスに正規滞在している人は、国際免許が使えません。

せっかく日本の免許を持っているのにそれが通用しないなんて?!と憤慨したくなりますが、そこは幾ら押しても引いても動かないものは動かない、というもののようです。

ということは、こちらの免許証をこちらで取得するしかない。つまり、フランスの教習所に通わなければならない、というわけです。

フランスの免許取得システムは日本とほぼ同様で、教習所で学科と教習があり、過程を修了すると各県の試験場に行って試験を受けます。かかる時間は日本とほぼ同様ですが、かかるお金は1000ユーロ程度から(最短の場合)、ですから、日本よりは安価です。

日本と違うのは、フランスでは、学課を全て終えて、試験が終わってから、教習に入る、ということ。また、教習所は自社の教習スペースというものを持たないので、運転は初めから路上になる、というところです。

費用の面では、日本ほどかからないのだから、それはいいのですが、やはり免許を持っているのに、教習所に通わなければならない、というのはやはり憤慨もの。

また、日本の免許を持っている場合は、交渉をすると、運転の方の試験は免除されるようですが、学課はどうしても逃れられないみたいです。

値段は安いのだからお得かも?とも思えますが、やはりネックは語学力。教習の本を買わされてそれを読んで勉強しながら、教習所でビデオを見て、模擬試験を毎回受けます。が、もちろん全てフランス語!日常生活では使わないような運転用の特別な単語もあるし、表現も知らないものなどがたくさん出てきますから、かなり難しいようです。

一人は最近、「泣く泣く」近所の教習所に学課の申し込みに行ってきた、と言っていました。

恐い話しですね。気をつけておきたいものです。

(写真はフランスの免許の写真。EU圏内で通用します)
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